百三話 ページ6
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そして、時間は過ぎて文化祭前日
今日はギリギリまで最終確認の為に体育館に残って通している
私のソロ(？)は、私とバンド隊だけステージに残り、他のダンス隊と演出隊は裏方に回る事になった
歌も、バンドの方も完璧
明日の文化祭は午前９時開幕で、私達Ａ組は１０時から始まる
そして、今は１１時半
『爆豪、明日うまくいくといいね』
爆「”いいね”じゃねェーんだよ、”いく”んだよ」
『そっか。いこうね』
爆「当ッたり前ェだワ」
『おやすみ』
爆「ん」
そして、ついにその日がやってきた
ソワソワしていつもより二時間早く起きてしまった
…今日は文化祭だし、皆の前に立つし、身だしなみいつもより綺麗にしようかな
多少の着飾りなどは許可されているため、寮に来てから初めて買ったヘアアイロンを持って共同スペースに行く
既に何人か起きていて、その中には爆豪もいた
爆「何持ってんだテメェ」
『ヘアアイロン。せっかくの文化祭だから』
爆「貸せ」
半ば奪い取られるようにヘアアイロンが爆豪の手に渡った
爆「そこ、座れ」
ソファを指さされ、何をされるのかと思いながら座る
爆「動いたら殺す」
髪に触れられる感覚
その手付きは口調に似合わずとても優しい
まるで、
『…久しぶりだね、私の髪触るの』
爆「今度は寝んじゃねェぞ」
見なくても、器用に巻かれていってるのが分かる
上「え！？爆豪なにやってんの！！？」
爆「朝からうっせぇ。見りゃぁ分かんだろ」
上「いや分かるけど！分かるけど何で！？」
芦「わー！破造爆豪に髪巻いてもらってるー！！めちゃかわいいー！！」
麗「うわ、ほんとだ！才能マンだ！それにしてもAちゃんお姫様みたい！」
八「本当ですわ！」
シュー、とスプレーを振りかける音がした
爆「ほらよ。ミックスにしといた。スプレーかけてっから風呂ン時はトリートメントしろ」
八百万さんからもらった鏡で見てみると、とても綺麗に巻かれた髪が視界に映った
『……爆豪、ありがとう！』
爆「………ン」
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ぽとと - 許可取っていらしたらごめんなさい (2023年1月2日 16時) (
レス) id: 15c3edd684 (このIDを非表示/違反報告)
ぽとと - すみません(^_^;)初コメで言うのもあれなんですけど、確か小説書くときのルールで許可なく歌の歌詞を乗せるのはルール違反なのでは？と思い、コメントさせてもらいました。この小説が面白くて消えてほしくないからと思って言わせてもらったです！お節介すみません(._.) (2023年1月2日 16時) (レス) @page9 id: 15c3edd684 (このIDを非表示/違反報告)
モカ - …あ、分かりました？笑 (2022年11月27日 22時) (レス) id: e34e0fd424 (このIDを非表示/違反報告)
るな - この主人公ちゃんってまふゆちゃんが元になってるんですか？ (2022年11月27日 9時) (レス) @page2 id: a33cf82727 (このIDを非表示/違反報告)
ここ - ありがとうございます。！！ (2022年11月26日 17時) (レス) @page2 id: 9bac72a933 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんぽんたん | 作成日時：2022年11月25日 23時
