五十三話 ページ6
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今日は寮生活が始まる日
別にこの家に思い入れは少しもないので寂しくはない
お母さんはいつもどおり仕事でいない
いつもどおり朝起きて、いつもどおり準備して、いつもより少し重いスクバを持って学校に行く
私がついた頃には殆ど皆来ていて、私の姿を見るなり駆け寄ってきた
殆どが心配の声で、泣いている子も居た
なんかざわざわする
変な感じがして気持ち悪い
『皆心配してくれてありがとう。面会謝絶しちゃっててごめんね？』
適当に言葉吐いてその場を凌ぐ
数分もすればいつもどおりの相澤先生が現れた
相「取り敢えず１年Ａ組、無事にまた集まれて何よりだ」
瀬「皆許可降りたんだな」
葉「私は苦戦したよ…」
耳「フツーそうだよね…」
尾「二人はガスで直接被害にあったもんね…」
私の家は…お母さんはすんなり許可したんだろうな
蛙「無事集まれたのは先生もよ。会見を見た時はいなくなってしまうのかと思って悲しかったの」
麗「うん」
相「…俺もびっくりさ。まァ…色々あったんだろうよ」
相「さて…！これから寮についてかるく説明するがその前に一つ。当面は合宿で取る予定だった”仮免”取得に向けて動いていく」
その言葉に皆が騒ぎ出すが先生の言葉で止まった
相「大事な話だいいか。轟、切島、緑谷、八百万、飯田。この五人はあの晩あの場所へ爆豪・破造救出に赴いた」
皆の表情が一気に暗くなる
相「その様子だと行く素振りは皆も把握していたワケだ。色々棚上げした上で言わせてもらうよ。オールマイトの引退がなけりゃ俺は、爆豪・破造・耳郎・葉隠以外全員除籍処分にしてる」
相「彼の引退によって暫くは混乱が続く…。敵連合の出方が読めない以上今、雄英から人を人を追い出すわけにはいかないんだ。行った五人は勿論、把握しながら止められなかった１２人理由はどうあれ俺たちの信頼を裏切った事に変わりはない。正規の手続きを踏み、正規の活躍をして信頼を取り戻してくれるとありがたい」
相「以上！さ！中に入るぞ、元気に行こう」
くるりと振り向き、寮に歩いていく先生
もしオールマイトが引退してなかったら私のせいで皆除籍処分になってた
もう私なんか居ないほうが…
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ここ - ありがとうございます。 (2022年11月24日 17時) (
レス) @page41 id: 9bac72a933 (このIDを非表示/違反報告)
ふらんそわ。 - めっちゃ嬉しいです！！ (2022年11月19日 10時) (レス) id: 4b348adc93 (このIDを非表示/違反報告)
ここ - 最近見始めたのですが、たくさん投稿してくれるので、とてもうれしいです。1日のご褒美として、寝る前に見ています！ (2022年11月17日 22時) (レス) @page29 id: 9bac72a933 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんぽんたん | 作成日時：2022年11月6日 15時
