九十話 ページ41
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オ「急にすまないね。今、大丈夫かい？」
『はい』
私のベッドの右側に、三人が座った
オ「緑谷少年から聞いたよ、君の考察。びっくりしたよ！全て正解だった！
そこで、今から”ワン・フォー・オール”について、話そうと思う。これについては、絶対に外部へ漏らしてはいけないよ」
それから、緑谷くんから今までの事を全て話してもらった
私の考察通り、緑谷くんの個性はオールマイトからもらったものらしく、その影響でオールマイトは次第にワン・フォー・オールを使えなくなり、神野で全て出しきってしまったそうだ
オ「だから、私の引退は君のせいではないんだ。本当にすまない」
それに、とつけたしたオールマイト
オ「破造少女と爆豪少年のお陰でオール・フォー・ワンを捕まえる事ができた。ありがとう」
まっすぐとした目で、私を見るので変な気分になって思わず目を逸らした
『…あの、オールマイトの秘密のこと…。ごめんなさい…。全く関係のない私が、入ってしまった』
私はオールマイトと昔から親しいわけでも、爆豪くんと緑谷くんと幼馴染な訳でもない
なんなら、ついこの間雄英に来た人間
こんな部外者が三人の秘密の中に入ってしまったことに少しだけ申し訳ないと思った
オ「いや、寧ろ驚いたよ！」
HAHAHA！！とアメリカンな笑い声を上げるオールマイト
オ「くれぐれも、秘密を漏らさないようにね。じゃないと、君にまで危険が及んでしまう」
『分かりました』
オールマイトは仕事を思い出したのか、青ざめた顔で保健室を飛び出していった
……相澤先生、そんなに怖いのかな
リ「調子はどうだい」
シャッとカーテンを開け、リカバリーガールが顔を覗かせた
『もう、大丈夫です』
リ「そうかい、それなら教室に戻りんさい。ほら、ハリボーお食べ」
ぽと、と手に落とされたのはピンクっぽい色のハリボー
噛んでも味はしないが、噛み心地はいい
爆「行くぞオラ」
三人で保健室を出て、教室に向かう
緑「破造さん、具合悪かったの…？ごめんね」
『大丈夫、もう治った』
教室に入ると、皆に物凄く心配された
特に、瀬呂・切島・上鳴の三人には
『…私は大丈夫。それより、皆ご飯、食べれなかった……』
上「飯なんかいつでも食えるから気にしなくていいって！破造の方が大事だから！」
切「俺らの事は気にすんな！」
瀬「俺らになんか出来ることあったら言ってな？」
『ありがとう』
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ここ - ありがとうございます。 (2022年11月24日 17時) (
レス) @page41 id: 9bac72a933 (このIDを非表示/違反報告)
ふらんそわ。 - めっちゃ嬉しいです！！ (2022年11月19日 10時) (レス) id: 4b348adc93 (このIDを非表示/違反報告)
ここ - 最近見始めたのですが、たくさん投稿してくれるので、とてもうれしいです。1日のご褒美として、寝る前に見ています！ (2022年11月17日 22時) (レス) @page29 id: 9bac72a933 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんぽんたん | 作成日時：2022年11月6日 15時
