六十二話 ページ15
.
ジリリリリリ！！！
開始のブザーがけたたましく鳴り響き、先程同様建物が展開された
＜大型敵による
道路の損壊が激しく救急先着隊の到着に著しい遅れ！
到着する迄の救助活動はその場にいるヒーロー達が指揮をとり行う！
一人でも多くの命を救い出すこと！！＞
要救助者を助け出すために走り出す
採点とは言っていたが採点基準は言われてない
でも、とにかく沢山の人を助け出さないと…！！
市街地ゾーンは人が多そう
それから私は要救助者を見つけては救助し、見つけては救助し、を繰り返していた
だが、”採点”に気を取られすぎていて、ヒーローとして何が大切なのかがすっかり頭から抜けていて、私は重大なミスを何回も何回も繰り返していた
――
―
何人助けただろうか
上から下を見て、どこに要救助者がいるかを探していた
すると、大きな音をたてながら爆発した場所があった
―――＜
『…ッそういう事』
＜敵が姿を表し追撃を開始！現場のヒーロー候補生は敵を制圧しつつ救助を続行してください＞
下をみると、敵が現れた場所は救護所のすぐ近く
それなら、私の”半造”で救護所を囲うように壁を造ったら少しは大丈夫だろう
救護所の隣に降り立つ
『皆さん！！私の個性で救護所周りに壁を造ります！！今すぐ救護所内に入ってください！！』
右手を地面につける
地面は主にコンクリートで造られている
そして、救護所を囲うように壁を造った
空を飛ぶことの出来る敵もいそうだから念の為、天井も造った
『これで少しは安全な筈です！！』
急いで敵を制圧しに行く
行った先では、轟くんと士傑高校の人が何か喧嘩をしているようだったが、巻き込まれて点数を落としたくないのでスルーして別の場所に行く
「いるじゃねぇかヒーロー！！」
突如目の前に現れた大量の敵
ざっと見ただけでも２０はいる
それなら…
『土崩瓦解』
一旦左で地面を壊す
そしてその壊した地面を右で触れ、大波のように敵を襲う
最後に、右で敵ごと固めて動けないようにする
もっと、倒さないと
敵を探して走り回る
だけどいない
そして
＜えー、只今をもちまして、配置された全てのHUCが危険区域より救助されました
誠に勝手ではございますがこれにて仮免試験全行程、終了となります！！！＞
仮免試験が終了した
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ここ - ありがとうございます。 (2022年11月24日 17時) (
レス) @page41 id: 9bac72a933 (このIDを非表示/違反報告)
ふらんそわ。 - めっちゃ嬉しいです！！ (2022年11月19日 10時) (レス) id: 4b348adc93 (このIDを非表示/違反報告)
ここ - 最近見始めたのですが、たくさん投稿してくれるので、とてもうれしいです。1日のご褒美として、寝る前に見ています！ (2022年11月17日 22時) (レス) @page29 id: 9bac72a933 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんぽんたん | 作成日時：2022年11月6日 15時
