私。【ヒロアカ】 (ページ32)

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三十一話ページ32

相澤side

地面に寝そべったまま創造を続ける破造

キャパで座ることすらままならないらしい

相「…お」

創造が、止まった

それも、見た感じ未完成なまま

相「オイ、破造」

声をかけるが反応がない

そばに行き、顔を覗くと意識を失っていた

携帯を取り出し、ピクシーボブに連絡をする

相「…あ、ピクシーボブ。一つお願いがありまして、Ｂ組の使う場所の地形を造って貰いたいとおもっておりまして…。あ、はい、ありがとうございます」

まずはコイツをどうしようか

一旦背負って目立たない場所に移動

もう、そこら辺に寝かしておこう

比較的涼しいところに横にさせる

頭を地面に置こうとして、俺はふと考えた

このまま地面につけてもいいのか、と

かと言って何か枕代わりになるようなものは何もない

八百万に創って貰おうか考えたけどコイツをあまり連れ出さないほうが良いし……

――
.

『……ん』

ものすごい悲鳴とともに目が覚めた

確かキャパで意識飛んだのを思い出した

早く相澤先生に謝らないと…

状態を起こし、立つ

ふと白い紐状のものが視界に写る

『…これ……先生の捕縛布………』

私の頭に敷かれていたのは、先生のいつも使ってる捕縛布だった

立ち上がるとさっきまでの頭痛と目眩が嘘みたいになおってる

寝たら治るんだ

『相澤先生！』

相「…破造か。目覚めたんだな」

『はい、それよりも、捕縛布…枕代わりにさせてしまってすいません……』

渡すとそれをシュルシュルと首に巻き付けた

相「いや…俺も急に無茶言ってしまった」

相澤先生に謝れるのは何か変

それからは終了までひたすら右で大きな岩を造って左で壊す作業を続けていた

因みに、大きさは段々と大きくして

夜は自作カレーだった

皆美味しい美味しいと言って食べてるけど、その美味しさが私には分からない

だけど、皆に合わせて美味しい美味しいと言った

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