【ヒロアカ】焦凍の双子の妹【2人の英雄】 (ページ20)

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20.妹の笑顔ページ20

轟side

ヴィランが倒れ、俺達はそれぞれの部屋に戻ってきた。

A｢疲れた〜〜〜！！｣

轟｢大丈夫か？｣

A｢うん、ちょっと疲れたみたい…！｣

轟｢そうか。ココア入れるけど飲むか？｣

A｢飲む！！｣

轟｢分かった｣

俺はそう言い、部屋に設備されている簡易的な台所に向かった。

2人分のココアを入れて、Aの所に戻る。

轟｢ん｣

A｢ありがとう！ん〜、甘くて美味しい！｣

轟｢そうか、よかったな｣

ココアを美味そうに飲むAの頭を撫でる。

A｢…しょーとの手、私好きだなぁ…｣

そう言うと、Aはすぐに寝てしまった。

A『焦くん、焦くん！今日のヒーローニュース見た！？オールマイトがね…！』

A『焦凍！』

轟｢…俺も、Aがヒーローのことを楽しそうに話してるとことかAの向日葵みたいな笑顔が好きだ｣

気持ち良さそうに寝ているAにそう言って、俺は自分のベッドに入った。

〜♪

轟｢ん…誰だ…オールマイト…？｣

着信音で目が覚め、俺は電話に出た。

轟｢…はい｣

ｵｰﾙﾏｲﾄ《おはよう、轟少年！その声からして寝ていたのかな？》

轟｢…まぁ、はい…それで用件はなんですか？｣

ｵｰﾙﾏｲﾄ《あ、そうそう！今から海辺に来れるかい？A組の皆も呼んでるから良かったら君達もおいで！》

轟｢分かりました｣

俺は通話を切って、隣のベッドで寝ているAを見た。

少しすると、Aが目を覚ました。

A｢ん…んー…｣

轟｢起きたか？｣

A｢おはよう、焦凍！｣

轟｢おはよう。さっきオールマイトから海辺に集合って連絡が来たんだ。少ししたら俺達も行くか｣

A｢うん！じゃあ準備するね！｣

オールマイトとの電話のことを話すと、Aは自分の部屋で身支度を整えてくる。

Aの身支度が済むと、俺達はホテルを出て、海辺に向かった。