16.ラスボス ページ16
デクくん達が向かったであろうタワー屋上に着くと、オールマイトが金属の塊に襲われていた。
焦凍｢オールマイト！｣
ﾊﾟｷﾊﾟｷ!
｢ん？｣
爆豪｢くたばりやがれ！｣
焦凍が金属の塊を凍らし、勝己くんが爆破を仕掛ける。
爆豪｢くっ…あんなクソだせぇラスボスになにやられてんだよ！え、オールマイト！｣
勝己くんは腕を押えながら、オールマイトに向かってそう言う。
ｵｰﾙﾏｲﾄ｢爆豪少年…｣
焦凍｢今のうちにヴィランを！｣
A｢ここは私達が引き受けます！｣
緑谷｢轟くん！Aちゃん！皆！｣
飯田｢八百万くん、ここを頼む！｣
八百万｢はい｣
私と切島くん、飯田くんは、金属の塊に向かっていく。
金属の塊と応戦していると、眩しい光が辺りを包み込んだ。
見ると、オールマイトがヴィランに捕らえられていた。
ｵｰﾙﾏｲﾄ｢ぐあああああ！！｣
緑谷｢オールマイト…！｣
爆豪｢クソがあ！｣
焦凍｢チッ…｣
A｢オールマイト！｣
｢ハハハハ！｣
ガーン！という大きな音と共に、オールマイトが金属の塊に挟まれた。
追い討ちをかけるように、それにどんどんくっついていく金属の塊。
麗・八・耳・峰｢オールマイト！！｣
メリッサ｢おじさま…｣
｢さらだば、オールマイト！｣
オールマイトのトドメを刺すように、塊に金属の棒が何本も突き刺さった。
メリッサ｢マイトおじさま！｣
メリッサさんの悲鳴が響き渡る。
その時、デクくんが飛び出して行き、金属の塊に殴りかかった。
ﾄﾞｰｰﾝ!!
デクくんと一緒に、オールマイトが地面に落ちていく。
ｵｰﾙﾏｲﾄ｢行くぞ！｣
緑谷｢はい！｣
2人は笑い合って、ヴィランに向き直り、再び戦闘態勢に入る。
｢グッ…くたばり損ないのガキが…ゴミの分際で…往生際が悪いんだよ！｣
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作者名：風鈴草 | 作成日時：2021年7月31日 0時
