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ｺﾝｺﾝｯ
轟｢俺だ。入っていいか？｣
A｢いいよー！｣
Aの声が聞こえ、俺は部屋を開けた。
ﾊﾟﾝｯ､ﾊﾟﾝﾊﾟﾝｯ
轟｢！｣
A｢焦凍、お誕生日おめでとう！｣
突然の大きな音に驚いていると、Aが笑顔でそう言ってきた。
A｢えへへ、びっくりした？｣
轟｢あ、ああ…心臓が飛び出るかと思った…｣
A｢そんな大袈裟な…｣
轟｢これ、全部1人でやったのか？｣
部屋の中に進み、壁に施されている飾りを見る。
A｢あ、うん！朝からショッピングモールに行って買ってきたんだ！｣
轟｢凄いな｣
A｢あとね、焦凍にプレゼントがあるんだ！｣
Aは笑って、俺に水色の袋を渡してきた。
轟｢開けていいか？｣
A｢もちろん！｣
袋を開けると、中から氷の結晶を模したキーホルダーが出てきた。
A｢ショッピングモールを回ってたらたまたま見つけたんだ！ね、それ焦凍にぴったりじゃない？｣
轟｢ああ、ありがとな。大切にする。実は俺からもプレゼントあるんだ｣
俺はそう言って、持っていたケーキの袋をAに渡した。
A｢ほんと？開けていい？｣
轟｢ああ｣
俺がそう言うと、Aは楽しそうに箱を出して、中身を見た。
A｢！焦凍、これって…！｣
Aは驚いた顔で俺を見た。
轟｢小さい頃、よくお母さんが買ってきてくれたケーキだ。A、このケーキ好きだったよな｣
A｢うん、大好き！まさかまた食べれるなんて夢見たい！あ、待ってて！私、お皿取ってくる！｣
Aはそう言って、嬉しそうに部屋を出て行った。
しばらく待っていると、Aが皿を持って戻ってきた。
A｢いただきまーす！｣
轟｢いただきます｣
ケーキを皿に取り分け、俺達はケーキを食べた。
一口食べると、懐かしい気持ちになる。
A｢ん〜！やっぱりここのケーキ美味しいね〜！｣
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きゃーぽん(プロフ) - 面白いです頑張ってください！ (2020年9月9日 20時) (
レス) id: 0aee990b2e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：高槻凪月 | 作成日時：2020年7月3日 0時
