【ヒロアカ】焦凍の双子の妹 6th (ページ25)

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247.取材ページ25

全｢取材！？｣

ある日の朝、相澤先生から告げられたのは私達1年A組に新聞社の取材が入ったという話だった。

取材という言葉に、皆はわくわくしだす。

麗日｢凄いね、デクくん！｣

緑谷｢う、うん…/////(ち、近い！)｣

A｢取材かぁ…楽しみだね、焦凍！｣

焦凍｢ああ(可愛いな)｣

上鳴｢なんか照れるな｣

切島｢なんでだよ？｣

尾白｢体育祭、全国中継されてたでしょ｣

葉隠｢三奈ちゃん、取材だよ！取材！おめかししなきゃ！｣

芦戸｢だよね！｣

耳郎｢葉隠はする必要ないんじゃ…｣

相澤｢浮かれるな｣

その一言に、私達はシーン…と静かになる。

相澤｢取材内容は”寮生活を始めた生徒達の暮らしをレポートする”だそうだ。お前達が元気に生活していることを保護者の方々にも知ってもらおうと考えた校長が特別に許可を出した。だから…｣

峰田｢取材に来るのは女かな？女かな？女子アナ？｣

瀬呂｢新聞社だっての｣

峰田｢よくよく考えたら女子アナってすげぇネーミングだよな。女子の…｣

相澤｢だからそういう真似を絶対にするな｣

通常運転の峰田くんを、相澤先生が拘束する。

A｢(峰田くん、ブレないなぁ…)｣

相澤先生に羽交い締めされている峰田くんを見て、私は苦笑いを浮かべる。

｢そういうのやめましょう、相澤先生｣

その声に見ると、新聞社の人であろう男の人がいた。

｢私は寮生活をしている雄英生の生の姿を取材したいんです｣

相澤｢特田さん、まだ入っていいとは…｣

特田｢取材は午前8時から午後6時まで。もう始まってますよ｣

特田さんはそう言って、腕時計を指さす。

相澤｢…｣

特田｢皆さん、記者の特田です。今日は1日よろしくお願いします｣

全｢お願いします！｣

私達はそう言って、特田さんに頭を下げた。