【ヒロアカ】焦凍の双子の妹 6th (ページ19)

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番外編3-3 殺人事件勃発ページ19

緑谷｢オールマイト…じゃない、ヴィランだ｣

焦凍｢俺達が帰ったか確認してやがる｣

蛙吹｢皆、ちゃんと隠れて。見つかったら人質が危険だわ｣

飯田｢どうする？店の裏手にまわるか？｣

A｢勝己くん？｣

私が声をかけると、勝己くんは立ち上がった。

爆豪｢あーー、まだるっこしい！｣

緑谷｢かっちゃん！？｣

焦凍｢正面突破する気か！？｣

爆豪｢当然だ！俺がクソヴィランに爆破をブッ放している間に、お前らは人質でも何でも救出しやがれ！｣

蛙吹｢性急すぎるわ、爆豪ちゃん｣

爆豪｢なに言ってやがる。窓の近くにいる今が、チャンスだろうがァ！！｣

BOOM!

そう言うと、勝己くんは宝石店に飛んで行った。

A｢わ、私達も行こう！｣

緑谷｢う、うん！｣

BOOM!

勝己くんが宝石店に突入し、私達も後に続いて店内に入った。

A｢！｣

緑谷｢どう…して…？｣

私達の目の前には、ヴィランが血を流して倒れていた。

緑谷｢ヴィランが…死んでる…｣

ｵｰﾙﾏｲﾄ｢フフ…Oh…｣

蛙吹｢実際には死んでいないけど、死んでいるという設定なのね｣

梅雨ちゃんがヴィランに近付き、髪の毛で生死を確認する。

麗日｢爆豪くんの爆破で死んじゃったとか！？｣

上からお茶子ちゃんが降りてきて、勝己くんを見る。

爆豪｢そこまで威力は高めてねぇ！てかお前、上から見てなかったのかよ！？｣

麗日｢爆破の煙で何も見えんかったんよ｣

爆豪｢チッ…｣

焦凍｢凶器は血の付いたナイフ｣

飯田｢現場は警察官に包囲され人の出入りがなかったと仮定すると…ヴィランを殺した犯人は人質の中にいる！｣

A｢待ってよ、飯田くん。皆拘束されて動けない状態だし、決めつけるのは早いよ｣

緑谷｢うん。とにかく人質だった人から話を聞こう｣

蛙吹｢そうね。現場の状況を知らないと｣