番外編2-5 ピンク色のガス ページ5
途端、物凄い音が辺り一面に響き渡り、私は耳を塞いだ。
音が止み、私達は爆豪くんチームがいた場所に向かう。
赤外｢おかしいわね。生体反応が見当たらないわ｣
多弾｢まさか逃げられちゃったんじゃ…！？｣
植野｢これだけ広範囲に撃って、それはないと思うけど…｣
赤外｢この辺りで気絶してるはずなんだけど｣
藤見｢ハッ、本物のミサイル撃ち込んでやりゃよかったよな！｣
A｢！藤見くん、なんて事言うの！？｣
藤見くんの言葉に、私は咄嗟にそう言った。
藤見｢あ？｣
A｢本物のミサイルなんか撃ち込んだら、爆豪くん達は…！｣
藤見｢怪我するかもって言いたいのか？あんな事したお前がよくそんな事言えるな！｣
A｢！｣
植野｢ちょっと露召呂…！｣
爆豪｢おいコラ…｣
A｢！｣
勇学園｢！｣
爆豪くんの声がして、私達はその方を見た。
爆豪くん達は、八百万さんが創った大きな布に隠れていた。
爆豪｢いちいちムカつく野郎だな！｣
A｢爆豪くん！皆！｣
私は笑って、爆豪くん達に駆け寄った。
切島｢よぉ、A！｣
A｢皆、無事だったんだね！｣
爆豪｢ハッ、あんなザコ“個性”にやられるかよ！｣
切島｢いや、八百万の創造なかったら結構ヤバかっただろ！｣
爆豪｢うっせぇなクソ髪！…で、覚悟は出来てんだろうな？｣
爆豪くんは、藤見くんを睨む。
BOOM!
爆豪くんが“個性”で、藤見くんに向かって飛んで行く。
爆豪｢ぶっ潰す！｣
藤見｢舐めんな！｣
赤外｢藤見、ダメよ！！｣
植野｢A！｣
A｢えっ…んぐっ！｣
赤外さんの叫び声と同時に、私は誰かに押し倒され、口を塞がれた。
目を開けると、口を塞いでいる植野さんがいた。
植野｢A、このガス絶対吸わないで。このまま安全なとこに移動しよう｣
A｢う、うん…｣
私達は口を塞ぎながら、安全な場所に移動した。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 205人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：高槻凪月 | 作成日時：2020年2月19日 0時
