【ヒロアカ】焦凍の双子の妹 4th (ページ30)

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161.マンダレイのテレパスページ30

スピナーと名乗ったヴィランが武器を取り出し、マンダレイと虎が私達を守るように立つ。

虎｢何でもいいがな、貴様ら…その倒れてる女ピクシーボブは、最近婚期を気にし始めててなぁ、女の幸せ掴もうって、いい歳して頑張ってたんだよ。そんな女の顔キズモノにして、男がヘラヘラ語ってんじゃないよ！｣

ｽﾋﾟﾅｰ｢ヒーローが人並みの幸せを夢見るか！｣

ﾏﾝﾀﾞﾚｲ｢虎！指示は出した。他の生徒の安否はラグドールに任せよう。私らは2人で、ここを押さえる！
皆、行って！いい？決して戦闘はしない事！委員長引率！｣

飯田｢承知しました！行こう！｣

A｢うん！｣

飯田｢緑谷くん！｣

緑谷｢先に行ってて！｣

A｢デクくん！｣

デクくんはそう言って、“個性”を使ってどこかへ行ってしまった。

ﾏﾝﾀﾞﾚｲ｢君達、早く行きなさい！｣

飯田｢は、はい！Aくん、行くぞ！｣

A｢う、うん…！｣

私はデクくんが向かった方を見て、飯田くん達について行った。

飯田｢先生！！｣

A｢ヴィラン…！？｣

施設に戻ると、相澤先生がヴィランと交戦していた。

相澤｢お前ら！｣

相澤先生が私達を見た隙に、ヴィランは相澤先生から距離をとった。

暗くて顔はよく見えないけど、かなりダメージを受けているようだった。

？｢流石に雄英の教師を務めるだけはあるよ。なぁ、ヒーロー。生徒が大事か？守りきれるといいなァ。また会おうぜ…｣

ヴィランはそう言い残し、崩れ去った。

峰田｢先生！今のは！？｣

相澤｢中に入っとけ！すぐ戻る！｣

相澤先生はそう言って、森の中に入って行った。

ﾏﾝﾀﾞﾚｲ《A組B組総員！プロヒーロー、イレイザーヘッドの名に於いて戦闘を許可する！繰り返す！A組B組総員！戦闘を許可する！》

相澤先生に言われた通り、施設の中に入ろうとすると、頭の中にマンダレイのテレパスが響いた。