【ヒロアカ】焦凍の双子の妹 4th (ページ27)

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158.意外な一面ページ27

ﾋﾟｸｼｰﾎﾞﾌﾞ｢ねこねこねこ…それより皆！今日の晩はクラス対抗肝試しを決行するよ！しっかり訓練した後はしっかり楽しいことがある！ザ・アメとムチ！｣

A｢肝試し…？｣

ピクシーボブの言葉に、私は顔を青ざめた。

ﾋﾟｸｼｰﾎﾞﾌﾞ｢というわけで、今は全力で励むのだ！！｣

全｢イエッサー！｣

A｢(励みたくない…いっそ夜が来ないでほしい…)｣

そんな私の期待は呆気なく崩れ去り、あっという間に夕方になった。

ちなみに、今日の夜ご飯は肉じゃが。

A｢…｣

私は野菜を持ったまま、勝己くんの包丁さばきに見とれていた。

爆豪｢さっきから何見とんだ｣

A｢勝己くん、包丁使うの上手いなぁって思って…なんか意外でつい…｣

爆豪｢意外って何だコラ！包丁に上手い下手なんざねぇだろ！｣

上鳴｢出た、久々に才能マン｣

切島｢皆、元気すぎ…｣

飯田｢君達！手が止まってるぞ！最高の肉じゃがを作るんだ！｣

飯田くんのフルスロットルの声が聞こえてきて、私は急いでかまどに火をつけていった。

そして遂にあの時間がやってきた。

ﾋﾟｸｼｰﾎﾞﾌﾞ｢さて腹もふくれた！皿も洗った！お次は…｣

芦戸｢肝を試す時間だー！！｣

切・上・瀬・砂｢試すぜー！！｣

そう、クラス対抗肝試しの時間。

来たる肝試しの時間に、補習組はテンションMAXでウキウキしている。

相澤｢その前に大変心苦しいが、補習連中はこれから俺と授業だ｣

芦戸｢ウソだろ！！｣

相澤先生の言葉に、三奈ちゃんは目が飛び出るんじゃないかってくらい目を見開く。

相澤｢すまんな。日中の訓練が思ったより疎かになってたので、こっちを削る｣

切・上｢うわあああ！堪忍してくれえ！！」

瀬・砂｢試させてくれえ！！｣

そんな切島くん達の声に耳を貸さず、相澤先生は5人を捕縛布で拘束して、そのまま宿泊施設へ引きずっていった。