番外編2-2 喧嘩勃発 ページ2
相澤｢何だ？お前ら知り合いか？｣
多弾｢は、はい…小さい頃、よく遊んでて…｣
赤外｢お、お久しぶりです…
A｢…っ｣
相澤｢…久々の再会のところ悪いが、轟妹、一旦席に着け｣
A｢…はい｣
私は顔を伏せて、言われた通り席に着いた。
焦凍｢A、大丈夫か？｣
A｢うん、大丈夫｣
心配そうに私を見てくる焦凍に、私は笑いかけた。
焦凍side
ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝｯ
相澤｢時間だ。全員コスチュームに着替えて、グラウンドΩに集合｣
チャイムが鳴り、俺達はコスチュームを持って更衣室に向かう。
轟｢A、あいつらもしかして…｣
A｢…うん｣
Aは顔を伏せたまま、小さく頷いた。
更衣室でコスチュームに着替えてると、爆豪と勇学園の藤見が睨み合っていた。
藤見｢不良上がりみたいなヤツがトップにいるとは、雄英も地に落ちたもんだ｣
爆豪｢何だと？この陰気野郎が！｣
藤見｢気に入らねぇんだよ！雄英に入ったってだけで、お前みたいのが世間に認められてチヤホヤされてるのが！｣
峰田｢止めろよ、緑谷！｣
緑谷｢無理だよ…｣
他のヤツらは、爆豪と藤見の凄みに震えている。
爆豪｢喧嘩売ってんならいい値で買ってやんよ！｣
藤見｢この自信…俺達の方が優れてるって事証明してやる…！｣
爆豪｢かかってこいや！｣
飯田｢いい加減にしないか、爆豪くん！｣
このままだとヒートアップすると思ったのか、飯田が止めに入る。
多弾｢ごめんなさい！藤見くんは口は悪いけど、決して悪い人ではないんです｣
飯田｢こちらこそすまない！最も…こちらは悪い人間じゃない、と言えないのが何とも｣
爆豪｢ああ！？｣
轟｢藤見、多弾、ちょっといいか？｣
コスチュームに着替え終わった俺は、藤見と多弾に声をかけた。
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作者名：高槻凪月 | 作成日時：2020年2月19日 0時
