81.シュジュツ ページ39
麗・飯・蛙・峰・A｢デクくん！/緑谷くん！/緑谷ちゃん！/緑谷！/緑谷くん！｣
保健室に入ると、緑谷くんはベッドに横たわっていた。
傍にはリカバリーガールと見た事無い人がいる。
麗日｢大丈夫！？｣
A｢あ、初めまして…｣
？｢Yeah…｣
ﾘｶﾊﾞﾘｰｶﾞｰﾙ｢騒がしいねぇ｣
緑谷｢皆…次の試合は？｣
飯田｢ステージ大崩壊の為、しばらく補修タイムだそうだ｣
峰田｢さっきの試合怖かったぜ、緑谷…あれじゃプロも欲しがんねぇよ｣
蛙吹｢塩塗り込んでいくスタイル、感心しないわ｣
峰田｢でもそうじゃんか！｣
ﾘｶﾊﾞﾘｰｶﾞｰﾙ｢うるさいよ、ほら！心配するのはいいが、これから手術さね｣
麗・飯・蛙・峰・A｢シュジュツ！？｣
“シュジュツ”という単語に、私達は驚きの声を上げた。
ﾘｶﾊﾞﾘｰｶﾞｰﾙ｢ほら、行った行った｣
麗日｢でも…｣
峰田｢シュジュツって
A｢怪我は完治するんですか！？｣
ﾘｶﾊﾞﾘｰｶﾞｰﾙ｢いいから、あたしに任せな！｣
リカバリーガールに保健室を追い出され、私と飯田くんはそのまま控え室に、お茶子ちゃん達は観客席へ戻った。
飯田くんと塩崎さんの試合が終わり、私は常闇くんとフィールドに上がる。
ﾏｲｸ《スタート！！》
常闇｢ダークシャドウ！｣
A｢ッ！｣
咄嗟に避けるも、ダークシャドウが腕に掠る。
私は常闇くんの背後を取ろうと走り出した。
けど、ダークシャドウによって、攻略されてしまう。
A｢ハァ…ハァ…流石に青山くんと同じようにはいかないね｣
常闇｢ああ。これで終わりだ｣
ダークシャドウが、猛スピードで私に近付いてくる。
A｢(私はここで負けるわけにはいかない！)｣
私はダークシャドウを避けて、右手に炎を纏わせながら、常闇くんに近付いた。
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作者名：苺の花 | 作成日時：2020年1月15日 19時
