【ヒロアカ】焦凍の双子の妹 2nd (ページ4)

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46.宣戦布告ページ4

？｢噂のA組、どんなもんかと見に来たが、随分と偉そうだなぁ。ヒーロー科に在籍する奴は皆こんななのかい？｣

人ごみを掻き分けて来た男の子の言葉に、私と緑谷くん、お茶子ちゃん、飯田くん、峰田くんは激しく首を振った。

爆豪｢ああ？｣

？｢こういうの見ちゃうと幻滅するなぁ。普通科とか他の科って、ヒーロー科落ちたから入ったって奴結構いるんだ。
知ってた？そんな俺らにも学校側はチャンスを残してくれてる。体育祭のリザルトによっちゃあ、ヒーロー科編入も検討してくれるんだって。その逆もまた然りらしいよ。
敵情視察？少なくとも俺は、いくらヒーロー科とはいえ調子に乗ってっと足元ゴッソリ掬っちゃうぞっつー、宣戦布告しに来たつもり｣

緑・麗・飯・A｢(この人も大胆不敵だな！)｣

？｢おう、おう！隣のB組のモンだけどよぉ！ヴィランと戦ったっつうから、話聞こうと思ったんだけどよぉ！偉く調子づいちゃってんな、オイ！｣

緑・麗・飯・A｢(また不敵な人来た！)｣

爆豪｢…｣

爆豪くんは気にせず、教室を出て行こうとする。

？｢無視か、てめぇ！｣

切島｢待てコラ爆豪！どうしてくれんだ？おめぇのせいでヘイト集まりまくってんじゃねぇか！｣

爆豪｢関係ねぇよ｣

切島｢あ？｣

爆豪｢上にあがりゃ関係ねぇ｣

爆豪くんはそう言って、歩いて行った。

切島｢く…シンプルで男らしいじゃねぇか！｣

砂藤｢言うね｣

常闇｢上か…一理ある｣

上鳴｢いやいや、騙されんな！無駄に敵を増やしただけだぞ！｣

焦凍｢帰るぞ｣

A｢あ、うん！じゃあ皆、また明日！｣

そう言って、私は焦凍の後を追いかけた。