編入生【ヒロアカ】 (ページ3)

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2話ページ3

切「次俺！なんで編入してきたんだ？」

ア「雄英が敵から狙われているから。」

アランは淡々と答える。

それじゃ伝わらないよ。

貴「いつ襲撃があるか分からないから姉妹校の、うちの学園から3人編入してきたの。プロヒーローはどの国でも忙しいからね。仮免取得済みの私たちが来たの。」

「「「「「…え?!?!」」」」」

障「仮免は高校生からではないのか？」

ア「俺らの通ってた学園は中学からヒーローに関する授業はあったし、仮免は15歳から受けれるんだよ。」

爆「じゃあてめぇらは強えって事だよなぁ！」

今まで黙っていた子が急にこっちを向いた。

名簿は事前に見ていたけど、近くで見るとより凶暴に感じる。

貴「多分今日のヒーロー基礎学で分かるよ。」

麗「あ、天音ちゃん！」

お昼になり、アランと一緒に千景を迎えに行って食堂に行こうとしていた。

貴「どうしたの？」

緑「あの、えっと、い、一緒にお昼食べない？」

後ろには数人のA組の子達。

貴「もう1人の編入生も連れてるけどいい？」

特に断る理由もない。クラスメイトとの関係も築かなくちゃいけない。

飯「もちろんだ！」

貴「千景」

B組のドアのところで呼ぶと、仲良く談笑している千景が、こちらに気づく。

千「天音ちゃん！アランくん！」

とたとたと駆け寄ってくる。

貴「1人で大丈夫？」

私はアランがいるから1人になることはないけど、1人でB組に編入した千景は大丈夫なのか心配していた。

千「うん！いい人ばっかり！」

そっか。と安心していると教室から誰かが出てくる。

物「あれれぇ～？A組がB組に何か用～？」

あははは。と笑いながら近ずいてくる。

千「あ、物間くん！天音ちゃんとアランくん！一緒に編入してきたんだよ！2人はA組だけどね！」

物「へえぇ～！可哀想だねぇ～！敵に襲撃されるA組なんて！これから苦労するだrがふっ！」

拳「ごめんな！こいつちょっと心があれでさ！」

ズルズルと気絶した物間くんをひきずっていった。

麗「天音ちゃんって日本人なん？」

サラダを食べていると話しかけられた。

貴「ハーフだよ。ロシアと日本。」

母が日本人で、父がロシア人。

葉「いいな～！ハーフってかっこいい！」

蛙「アランくんはロシア人かしら？外見がロシア人っぽいもの。」

アランは日本語がペラペラではあるが、見た目はロシア人だ。

身長も高いし、そもそも顔のつくりが日本人ではない。