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※ちょっと過激描写注意！
Aが拗ねたように言う。
「朝は朝ごはん作ってすぐ家出てっちゃいますし、帰ってくるのはいつも夜遅くですし」
「……A」
「寂しいれす。置いてかないでくらさい」
泣きだしそうに切実な声と共に、俺の腹に顔をうずめて、動かなくなってしまった。
普段、なかなか自分の本心を打ち明けないAの哀願に、なんとも言い難いもやもやした感情が湧いてくる。
そういえば、ここ最近は仕事一筋で、その他のことは疎かにしていた気がする。……アイツを追い越すために、一心不乱に突き進んで、他を顧みてはいなかった。それ故きっと、Aとは幾度となくすれ違っていることだろう。
「……わりィ」
歯切れ悪く、消えるように呟いた。
俺は多少なりとも、あの時よりかは周りを見れるようになったとは思う。戦闘時は勿論、それ以外でも。
……それでも、やはり他人に疎い所は否めない。
「顔上げろ」
「んん？……んっ」
逃げられないように、Aの後頭部を押さえつけた。酒が回って赤くなった口を、自分のそれで塞ぐ。最初は、触れるだけの可愛いもの。
俺は素直に感情を言葉で伝えることが不得意だ。
恋愛ドラマに出てくる歯の浮くような台詞はおろか、ただ「愛してる」というシンプルな一言さえも、彼女を前にすると喉元から引っ込んでしまう。
全てに於いて優位に立っていたいが為の、つまらない意地だ。
だからこうして、行為で示すことが俺にとって最良の手段だった。
「あっちい……」
クーラーは付けているはずだが、無性に体が暑い。
アルコールの影響で体温の上がったAと密着しているせいだろう。
しかし、それでコイツから離れたいとは思わなかった。むしろ、その熱が心地よかった。
角度を変えて、軽いキスを何度か繰り返していくと、ほんのりとアルコールの匂いがした。
見つめるAの目は熱に浮かされ、されるがままに全て委ねている。
「……口、開けろ」
「あ……んぅ」
少し開いた唇の隙間から、舌をぬるりと入り込ませる。すると今度は、舌先に僅かな甘味を感じた。
さっきのスポドリのやつか、なんて漠然と考えつつ、さらに舌を奥深くへ侵入させた。
入り込ませた自分の舌でAのそれを探し出し、絡めとる。右手で頭を固定しつつ、もう片方の手で服に手を入れると、Aの体がビクリと跳ねた。可愛い。
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いかそーめん＜:コミ - 一番右の星を連打しては２人が尊すぎて発狂する今日この頃 (2020年7月7日 17時) (
レス) id: 48a321b59e (このIDを非表示/違反報告)
コロン - 久しぶりにみにきたら完結に…………。凄く面白かったです！たくさんのドキドキを、ありがとうございました！ (2020年2月26日 21時) (レス) id: 944a781ac2 (このIDを非表示/違反報告)
匿名 - 何回読んでもドキドキします！更新頑張ってください！！ (2019年11月8日 22時) (レス) id: 6b884e566e (このIDを非表示/違反報告)
如月(プロフ) - 更新頑張ってください！(*｀･ω･)ゞ (2019年9月30日 20時) (レス) id: c3b538f516 (このIDを非表示/違反報告)
レミリナ - 更新頑張って下さい！ 応援してます！ (2019年8月24日 12時) (レス) id: dbf7d5a39b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：真実 | 作成日時：2019年8月13日 20時
