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「力加減はどうですか、爆豪くん」
「あﾞー……クソ、イイわ」
今現在、私はお礼と称して爆豪くんを椅子に座らせマッサージを施している。
ふくらはぎの裏側を両手の四指でつかむようにしてはさみ、下から上に向かって膝裏までゆっくり押す、離すを繰り返す。
クタクタになるまで働いているお父さんに、少しでも癒しになればとやっていたものだ。
気持ちよさそうに目を閉じて、たまに息を詰める爆豪くん。よかった、満足はしてくれているようだ。
もう何しに来たんだと自分でツッコミたくなるほどに行動が脱線しまくっているが、これからだ、これから。
この間に、何かさりげなく寂しさを伝える一言を考えなければ。
……さりげなく寂しさを伝えるってなんだ。
「……」
『もっとぎゅーとかちゅーとかしたいな』
却下。そんなの言えるんだったら今頃苦労してない。
『彼女ですよ私。もっと構って下さい』
却下。めんどくさい女と思われる。
……どうすればいいんだ。
うーんうーんと苦悩していると、爆豪くんが口を開いた。
「つーか、なんで今日のてめぇは勉強教えろだのマッサージするだの自発的なんだよ」
突然目を開けて、こちらに問いかけてくる。そう言われて、暫く考えた。
確かに、私は基本的に受け身で、あの告白以来爆豪くんになにかしたことは無いな……。
こういう消極的な所があるせいで、今の今まで進展が無かったのだろう。自分で考えて鬱になる。
……『なんとなく』では、爆豪くん相手じゃ誤魔化せない。だからといって馬鹿正直に話せば、きっとウザがられて終了だ。
とりあえず、波風立たない理由を言ってお茶を濁さなければ。
「普段、こうやって2人でゆっくり過ごすことってなかったじゃないですか。それが……その……
“寂しくて” 」
「……は？」
……あっ。
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如月 - ありがとうございます！(*｀･ω･)ゞ (2019年8月13日 11時) (
レス) id: 26dff16a4d (このIDを非表示/違反報告)
真実(プロフ) - 甘党さん» こちらこそ、リクエストありがとうございました！妄想が捗って、書くのがとっても楽しかったです(笑)宜しければ続編も、どうぞご贔屓にしてください。 (2019年8月12日 21時) (レス) id: 3c371268a1 (このIDを非表示/違反報告)
甘党(プロフ) - 『彼氏を甘えさせよう！』読みました！リクエストに答えていただきありがとうございました！すごくキュンキュンして浄化しそうでした…これからも頑張ってください！！ (2019年8月12日 2時) (レス) id: 672f68fdf6 (このIDを非表示/違反報告)
真実(プロフ) - 如月さん» リクありがとうございます！ 勝己くん呼びしたいですねえ……！合点承知之助です！ (2019年8月12日 2時) (レス) id: 3c371268a1 (このIDを非表示/違反報告)
如月 - いつも楽しく見させてもらっています！リクエストで下の名前で呼んでみたをお願いします(*｀･ω･)ゞ (2019年8月11日 9時) (レス) id: 26dff16a4d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：真実 | 作成日時：2019年5月8日 0時
