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そんな爆豪くんにもっと甘えたくなった私は、そのまま彼の肩の上に頭を乗せた｡そっと寄りかかり、ゆっくり体重をかける。
前はこんなちょっとしたことも恥ずかしかったのだが、日頃の頑張りで少しは免疫がついたのだろうか｡今では多少の躊躇こそあれど、顔を真っ赤にするほど照れることはなくなった。
そんな自分の小さな進歩を心の中で褒めつつ、勇気をだしてもっとぴったりとくっつく｡
爆豪くんは頭に置いた手を動かし、私の髪を優しく梳いてくれている｡それがまた気持ちよくて、全てを彼に委ねていた時だった。
「ふあ……」
「ねみぃんかよ」
「ん……そうかもしれません、ここんとこ寝れてなくて」
最近何かと忙しく、ちょこちょこ睡眠時間を削っていたせいだろうか｡彼の手の気持ち良さと共に、眠気も流れ込んできてまだ昼前なのにも関わらず欠伸がでた。
「ならさっさと帰って休めや」
「うーん…でも、んん……大丈夫です…｡大丈夫だと思います…」
襲ってくる眠たさのせいで、声の調子がぼんやりと小さくなってくる｡でも、まだ、彼の手の心地良さを味わっていたい。
爆豪くん惜しさに自室に戻るのを渋っている私に、真横にいる彼は大きく溜息をついた｡
「…なら、ここで寝ろ｡……寝るまでこうしててやるから」
「ん……え！？」
「まだこうしてたいから帰りたくねぇんだろ｡あんな、もしその後ぶっ倒れられたらこっちはクソ気分悪ぃんだよ」
私の内心は爆豪くんにはお見通しだったようだ｡
……まぁ私が全てバカ正直に答えていたせいもあるだろうが｡
そして、その後の爆豪くんの珍し過ぎる献身的な発言に驚嘆した｡明日は槍が降るのではないだろうか｡
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如月 - ありがとうございます！(*｀･ω･)ゞ (2019年8月13日 11時) (
レス) id: 26dff16a4d (このIDを非表示/違反報告)
真実(プロフ) - 甘党さん» こちらこそ、リクエストありがとうございました！妄想が捗って、書くのがとっても楽しかったです(笑)宜しければ続編も、どうぞご贔屓にしてください。 (2019年8月12日 21時) (レス) id: 3c371268a1 (このIDを非表示/違反報告)
甘党(プロフ) - 『彼氏を甘えさせよう！』読みました！リクエストに答えていただきありがとうございました！すごくキュンキュンして浄化しそうでした…これからも頑張ってください！！ (2019年8月12日 2時) (レス) id: 672f68fdf6 (このIDを非表示/違反報告)
真実(プロフ) - 如月さん» リクありがとうございます！ 勝己くん呼びしたいですねえ……！合点承知之助です！ (2019年8月12日 2時) (レス) id: 3c371268a1 (このIDを非表示/違反報告)
如月 - いつも楽しく見させてもらっています！リクエストで下の名前で呼んでみたをお願いします(*｀･ω･)ゞ (2019年8月11日 9時) (レス) id: 26dff16a4d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：真実 | 作成日時：2019年5月8日 0時
