『手を握ってみよう！』 ページ13
『彼氏の手を自分から握ってみましょう。普段内気な彼女が自分の手を握ってくることは、彼氏からしたらきっととても嬉しいことでしょう。』
「ちょっと手を借りてもいいですか」
「あ？ 何か手伝えってか」
「いえ、そういうわけじゃなくて、文字通りの意味です」
「はぁ？」
私の突拍子のない発言に、爆豪くんは怪訝そうな表情でこちらを見てきた｡
いつもの爆豪くんの部屋｡
完璧主義な彼の部屋はいつでも小綺麗に整えられており、その意識の高さを感じさせる。
「変なことはしないので、気にしなくて大丈夫です｡私が勝手にしたがってるだけですから」
「何する気だ」
「……ちょっと手を握るだけですよ！」
変わらず疑いの視線を送ってくるが、さすがに私は彼にちょっかいをかけられるほどの命知らずではない｡ただ、ほんのちょっとだけ好きな人に触れたいだけなのだ｡
少しだけ目を見開いたあと、やれやれとでも言うようにため息をついて、
「勝手にしろ」
爆豪くんは渋々了承してくれた。
返事を聞くや否や、私はソファーに座る爆豪くんの隣に腰掛ける。そして、彼の片手を自分の両手でそっと包み込んだ。
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如月 - ありがとうございます！(*｀･ω･)ゞ (2019年8月13日 11時) (
レス) id: 26dff16a4d (このIDを非表示/違反報告)
真実(プロフ) - 甘党さん» こちらこそ、リクエストありがとうございました！妄想が捗って、書くのがとっても楽しかったです(笑)宜しければ続編も、どうぞご贔屓にしてください。 (2019年8月12日 21時) (レス) id: 3c371268a1 (このIDを非表示/違反報告)
甘党(プロフ) - 『彼氏を甘えさせよう！』読みました！リクエストに答えていただきありがとうございました！すごくキュンキュンして浄化しそうでした…これからも頑張ってください！！ (2019年8月12日 2時) (レス) id: 672f68fdf6 (このIDを非表示/違反報告)
真実(プロフ) - 如月さん» リクありがとうございます！ 勝己くん呼びしたいですねえ……！合点承知之助です！ (2019年8月12日 2時) (レス) id: 3c371268a1 (このIDを非表示/違反報告)
如月 - いつも楽しく見させてもらっています！リクエストで下の名前で呼んでみたをお願いします(*｀･ω･)ゞ (2019年8月11日 9時) (レス) id: 26dff16a4d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：真実 | 作成日時：2019年5月8日 0時
