どうも、学生の敵です。【僕のヒーローアカデミア】 (ページ3)

今日:15 hit、昨日:1 hit、合計:32,006 hit

記憶が1つページ3

私の個性「記憶」は、文字通り何でも記憶することができる。

幼い頃の思い出から昨日の夕飯まで全てだ。

. . . 昨日の夕飯、あれは最悪だったな。

. . . とにかく！視覚・聴覚・嗅覚。ありとあらゆる所から受けた刺激を脳に記憶し、瞬時に思い出すことができるのだ。

つまり. . .

「えーっ！！Aまたテスト全教科満点なの！？」

『しーっ！声がでかいって！！』

この馬鹿みたいに元気で声のでかい15歳児改め新井みのりは、

私の幼馴染みであり、植物操作系の個性を持っている。

また、無愛想な私の唯一の親友でもある。

. . . そこ！ボッチとかいうな！！

一応親友はいるんだから！みのりだけだけど！！←

「もーっ！いいなAの個性！！

　全然勉強しなくても満点取れちゃうんだもんね！

. . . ホントAってさ、学生の敵、だよね。」

『. . . . . は？

　. . . なにそれ。』

「いや、だからさ！

少し教科書眺めるだけで満点取れちゃうなんて、私達が必死こいて勉強してるのが馬鹿らしくなってくるってこと！」

『みのりは勉強すらしてないよね。』

「あは！まあね！」

私にとっちゃあ、みのりの個性の方が羨ましく思えるのだけれど。

. . . その、ヒーローに向いた個性の方が。

「まぁテストも終わったことだし！

　今日はパァーッと遊ぼうよ！Aさんや！！」

『遊んでいるのはいつもじゃないですか？みのりさんや。

. . . でも今日は無理。買い物に行かなきゃいけないし。』

「ええー！？

今日はじゃんじゃんお菓子奢って貰うつもりでいたのに！！」

『馬鹿かお前は。ともかく今日はもう帰るよ。』

この悪魔の食べ物製造機(母)から頼まれたおつかいが、私の運命を変えることになるなんて

このときの私は思ってもみなかった。

ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
追加設定

新井みのり(15)

個性：植木(プラント)

体から蔓や木の枝などを生やし、自由に操ることができる。

・小学校からのAの親友