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轟焦凍、って…
――エンデヴァーの息子のあの轟焦凍？
轟「どうかした…？」
『ｯううん！何でもない！良かったら途中まで一緒に帰らない？』
轟「！うん…！」
あまりの衝撃に言葉を失っていると、心配したのか焦凍が控えめに声をかけてきた
ので、慌てて返事を返す
…良かった、不審に思われてない
途中まで一緒に帰れることになったので、焦凍と話しながら思考を再開する
確かにこの子はさっき“轟焦凍”と言った
聞き間違えはないだろう
容姿も、僕が前世で見た焦凍とそっくりだ
髪も目も変わってない
変わってるとしたら…目の周りの火傷、か
何か、あったのかな
でも、問題なのはそこじゃない
僕が最後に見た焦凍は“3歳だった”
僕が転生してから“7年”
つまり、死んですぐに転生してたとしても、焦凍は今“10歳のはず”だ
…おかしい、明らかにオカシイ
何が起こってる？
パラレルワールドとでもいうの？
それとも、もしかして―――
轟「あっ、俺、ここの角こっちだから…」
女の子達と別れた場所から数十分歩いたところで、焦凍がそう言った
…あぁ、この辺、確かに見覚えがある
エンデヴァーの……轟家の近くだ
よく焦凍達4人を連れてこの辺りの公園で遊んでた記憶がある
『じゃ、焦凍。また明日！』
まだ焦凍には僕のことがバレてなさそうだから、勘付かれないように笑顔で手を振る
と、焦凍も笑顔で振り返してくれた
僕はこの道を真っ直ぐなので、そのまま焦凍と別れて真っ直ぐ歩く
…家に帰ったら、すぐに調べよう
もし、僕の予想が当たっていたとしたら――
――――――――――――――――――――
―――――――
『……まじであった』
あのあと、家に帰って来てすぐにパソコンを開いた
もし僕の予想が当たっているのなら、4年前…僕が3歳の頃の記事にアレがあるはずと思って急いで調べたのだ
まぁ…マジで予想が当たるとは思ってなかったけど
僕の目の前には
［雄英高校2年 空想A インターン中に死亡］
という見出しのネット記事が映っていた
『この日付が本当なら…僕は死ぬ3年前に転生したってこと？』
そんなことありえるのか…否、普通ならありえない
でも、こんな個性だらけの世界だ
絶対に無理とは言えない
良い例がオール･フォー･ワンだ
…オール･フォー･ワンを知ってる理由はまた別の機会に
まぁ話を戻すと、予想して無かっただけでありえなくはないのだ
『…嫌な予感、するなぁ』
どうかこの予感だけは当たっていませんように
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る〜ちゃん - 更新待ってます！ (11月30日 2時) (
レス) @page28 id: 7542a4fcba (このIDを非表示/違反報告)
ヤミユキ(プロフ) - スカイブルさん» コメントありがとうございます〜！面白いと言ってもらえて嬉しい限りです( *´꒳`*)ありがとうございます！頑張ります！ (7月3日 12時) (レス) id: 4bb753c254 (このIDを非表示/違反報告)
スカイブル - すっごいおもしろい小説を見つけてしまった…！投稿、頑張ってください！ (7月2日 18時) (レス) id: 866b5da797 (このIDを非表示/違反報告)
ヤミユキ(プロフ) - もこさん» 応援ありがとうございます！完結までがんばります！ (7月2日 11時) (レス) id: 4bb753c254 (このIDを非表示/違反報告)
もこ(プロフ) - ヤミユキさん» ありがとうございます！頑張ってください！これからも応援してます！ (7月2日 11時) (レス) id: 79dfdf41ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヤミユキ | 作成日時：2023年4月2日 14時
