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中学生になってからあっという間に2年が過ぎ、もう中3…受験生だ
今日のHRでは志望校の話になっている
「えーお前らも3年ということで！本格的に将来を考えていく時期だ！！今から進路希望の紙を配るが…皆！」
「だいたいヒーロー科志望だよね」
そこで区切って持ってた紙を投げた担任
…何で投げた？
担任が紙を投げたとほぼ同時にクラスメイト達が一斉に個性を発動させる
それを担任が緩く注意する
担任…もっとしっかり止めろよ…
僕が担任に対して呆れてると、勝己が声を上げた
爆「せんせぇー、皆とかいっしょくたにすんなよ！」
爆「俺はこんな没個性共と仲良く底辺なんざ行かねーよ」
言い終わると共に勝己がチラリとこちらを見た
あれだね、僕は違うよって言いたいんだろうね
そりゃそうだ、自他ともに認めるチート個性なんだもん()
大丈夫という意を込めてグッドサインを送るとふって笑われた、解せぬ
クラスメイト達がざわざわしてる中で僕がムスッとしていると、担任が思い出したように声を出した
「あーたしか爆豪は…雄英志望だったな」
先生がそう言い切るや否や、騒がしかった教室がさらに騒がしくなった
「国立の！？今年偏差値79だぞ！？」
「倍率も毎度やべーんだろ！？」
うるせぇ
あまりのうるささに顔をしかめていると、視界の隅で勝己が机に立ったのが見えた
やめなさい
机の上に立った勝己が話し出す
おい担任、止めろよ
爆「模試じゃA判定！」
爆「あのオールマイトをも超えて俺はトップヒーローとなり、必ずや高額納税者ランキングに名を刻むのだ！！」
うん、分かったから机から降りようね
行儀悪いよ
勝己が言い終わると同時に担任がまたもや声を上げる
「そういや、緑谷と空想も雄英志望だったな」
その言葉のあとに一斉に笑いが起きた
勝己はイラついたように顔を歪ませ、出久は縮こまってしまった
「はぁあ！？緑谷に空想！？ムリっしょ！」
「勉強できるだけじゃヒーロー科は入れないんだぞ緑谷！！」
「空想も、個性不明のくせして雄英とかぜってぇ無理だってw」
いや別に、個性不明ってわけじゃないんだよなぁ…
僕が教えないからって君らが勝手にそう決めつけただけで…
出久はクラスメイト達に何か言い返していたけど、僕は面倒だったから何も言わなかった
それを良いことにクラスメイト達はヒートアップしていく
「個性不明とかカッコつけてんじゃねぇの？」
「実は無個性なのかもよw」
「必死に隠そうとしてバカみてぇw」
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る〜ちゃん - 更新待ってます！ (11月30日 2時) (
レス) @page28 id: 7542a4fcba (このIDを非表示/違反報告)
ヤミユキ(プロフ) - スカイブルさん» コメントありがとうございます〜！面白いと言ってもらえて嬉しい限りです( *´꒳`*)ありがとうございます！頑張ります！ (7月3日 12時) (レス) id: 4bb753c254 (このIDを非表示/違反報告)
スカイブル - すっごいおもしろい小説を見つけてしまった…！投稿、頑張ってください！ (7月2日 18時) (レス) id: 866b5da797 (このIDを非表示/違反報告)
ヤミユキ(プロフ) - もこさん» 応援ありがとうございます！完結までがんばります！ (7月2日 11時) (レス) id: 4bb753c254 (このIDを非表示/違反報告)
もこ(プロフ) - ヤミユキさん» ありがとうございます！頑張ってください！これからも応援してます！ (7月2日 11時) (レス) id: 79dfdf41ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヤミユキ | 作成日時：2023年4月2日 14時
