大志抱け

高校生時代 ページ2

「大志 ！ 今日、部活休みやろ？」





「休みやけど、、、またあれ？」





「うん ！そんな嫌な顔せんといて！笑」






ちっちゃい頃からずーっと一緒の大志

家が近所で親同士も仲良いから
よくキャッチボールとかして遊んでた






「んで、ここがxやから、」





月に1、2回あるかないかのオフに
私の家庭教師をしてくれてる




「あああ！わかった！！！

さすが大志や、、

頭良くて、野球できて、私とは大違いや笑」





「そりゃそうやろ笑

人のオフを勉強に使わせるどっかの誰かさんと

俺は全く違いますからね笑」





「はあ〜、！？！？！？」





「そんな怒んなって笑 冗談やし笑」







「Aちゃん！勉強はかどってる〜？
大志に変なことされてないわよね！？(笑)」





大志ママ、もうすっごくされてます。
めっちゃいじめてきます。(笑)




ジュースとケーキを置いてニコニコしながら
部屋を出て行く大志ママ



やっぱり笑った顔 大志と同じ





「わ、ショートケーキ、」




「俺、食わんから食ってええよ」




「あ、そっか、じゃあいただき〜！！！」




もともと甘いものがあんまり好きじゃない
らしくて、いっつも私にくれる




あまりにも甘いもの与えてくるから
私のことブタにさせようとしてるって

最近疑い始めてるけど、笑笑







「ほんとお前って、昔っから食いっぷりだけは
すごいよな、(笑)」




「それ褒めてる？笑」





「ぶははは笑笑笑」





急に比較的整ってる顔に似合わない奴から
ブサイクな笑い声が聞こえた






「生クリームついてんぞ、笑」





「えっ、！？どこ！？」





目に涙浮かべながら笑い転げてるけど

一向に教えてくれない(笑)






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