第十一声 ページ13
[Aside]
「…STOP!! 私のあとをつけまわしてたそこの君!!」
………なっ!?
バレて、た?
「透明化だけじゃ私は欺けないよ!」
ビシッと私を指さすオールマイト
場所もバレてるのか…
『…気付いていらっしゃったんですね』
「もちろん!!
それで…君は何者だい?」
白い歯を見せ笑いながらも
私を見る顔は決してふざけてはいなかった
彼から発せられるオーラが そう言っているように感じた
『…いずれわかりますよ
オールマイトさん』
…これは一応報告、だね
「ふむ……不思議少女のようだが! ストーカーは良くないよ!!」
…ストーカーじゃねぇっつーの!!!
『…尾行は今日だけですよ、では』
透明化はバレたとして
個性を使うのはやめておこう
思っていたより、オールマイトは危険人物なのかも
今度こそ、私は個性を使わず、この場から離れた
『さてと…もうちょっと街中見ておかないと…
ってその前に連絡、か』
ポケットへ入れていたスマホを取り出し、
"死柄木さん"を選択
《prrrrrr…》
「もしもし?」
『あ、Aだけど、一応報告しますね』
「ふーん…何かあったの?」
さぞ興味もなさそうに 淡々と喋る死柄木さん
中身は子供だ、と皆は言うが
普段は普通に普通な人だと思う((
『個性使って 透明化で尾行してたんですけど
あっさりバレていたようです』
「……は?」
数秒おいて、彼は声をだす
あ…ちょっと機嫌そこねちゃうかも
ごめんなさい、黒霧さん…
「どういう事? 敵側に個性バレたってこと?
なにやってんの?」
あー…ほら、ね
『個性自体はバレてないですよ
それに、いずれにせよ個性は"ヒーロー側"にバレます』
「……あー…そっか」
『今回は、透明化してたにも関わらず、
私の居場所が見えていたかのように認識されていました
ですが、"見えていた"というよりは"感じていた"と私は推測します』
「なにそれ、どういうこと?」
『…説明は難しいのですが、
んー…姿は見えずとも、何かしら私のオーラなどを感じていた
例えで言えば、殺意とか』
私はあの時、少なからず
オールマイトを探すという 意識の強さ
そして、出久に対しての 心配等の気持ちの強さ
これらが原因だと思っている
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きのこ - 原作真似し過ぎでは……… (2018年11月23日 20時) (
レス) id: b000323d2b (このIDを非表示/違反報告)
鬼城 稟(プロフ) - キノさん» ありがとぉぉぉおお今から続編作ってきます() 願うは殿堂入り…|ω`)ﾁﾗｯ (2016年7月1日 20時) (レス) id: 5a85a3a2f4 (このIDを非表示/違反報告)
キノ(プロフ) - おもしろい！(*´ω`*)がんばってね！絵頑張ります(白目) (2016年6月21日 20時) (レス) id: 8f2bb47a21 (このIDを非表示/違反報告)
鬼城 稟(プロフ) - キノさん» コメありっとぉぉおお! 頑張る((((;´･ω･`))) (2016年6月19日 15時) (レス) id: 5a85a3a2f4 (このIDを非表示/違反報告)
キノ(プロフ) - 更新楽しみにしてるよ！wがんばれ！ヽ(^ω^＼)( /^ω^)ﾉ (2016年6月19日 10時) (レス) id: 8f2bb47a21 (このIDを非表示/違反報告)
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