＃２０ ページ20
僕は言葉を選びながら、でも正直に話した。
ただ手帳を読んだ事だけは秘密にした。
初めて会った時、二回目に待っていた時、あなたはとても顔がこわばっていて
必死な感じが、僕には怖く見えた事
そして今回あなたがカフェに入ってきたとき、怖いを通り超していたと‥
彼女の肩が震えて泣いてるのが分かる
僕はもしかしてもっと傷つけてしまってるんじゃないだろうか・・
だけど今話を辞めるわけにはいかない
今辞めて彼女に優しい言葉をかけたとしても、それはただの気休めでしかない
だから僕は話を続ける
あなたが僕に渡したパン
本当はあなたが言ったように食べる気はまったくなかった、
だけど袋を開けたら焼き立てのとてもいい匂いがして、それに温かくて
そして一緒に入ってたレシピ
たくさん書き込みがしてあって・・パン教室は本当だったんだって・・
CM「信用するまでに時間がたくさんかかりました。本当だってわかってからも
色々考えました。あなたの話をまったく聞こうとしなくて、もっと聞いてればって」
「当然です」
えっ？
そうだよな・・本当にもっと聞いてあげればよかったんだ
彼女にはひどい言葉をあれだけ言ったんだ
怒るのも当然だ
僕は頭を下げた
CM「本当にごめんなさい」
「えっ？あっ？違うんです、あっ、当然です、って言ったのは怖いって思ったってシムさんが言われたから、当然だって思って口に出ただけで・・」
えっ？このタイミングでそれ言う？
この人・・
CM「あの僕の話は怖いと言ってからだいぶ進んでるんですけど聞いてますか？」
「・・あの私の事怖いって・・そこしか頭に入ってなくて・・ごめんなさい」
CM「あ・・緊張してますよね？」
「いえ・・あっはい、あの怖い思いさせてごめんなさい、私自分の事ばっかりでシムさんの気持ち考えてませんでした」
CM「いえ、多分そうじゃなくてあの時も今もですけど緊張してたからじゃないんですか？
僕もその事に気づいてあげればよかったんです」
「そんな、シムさんは悪くありません、本当にごめ」
このままじゃ彼女は緊張したまま謝るばかりになってしまう
CM「あのまだ時間大丈夫ですか？」
「じかん・・ですか？」
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hiro(プロフ) - みんさん・・本当にお久しぶりですね＾＾また読んでもらえてほんまに嬉しいです、頑張って更新していきますね (2019年5月20日 22時) (
レス) id: f43cb5a3d2 (このIDを非表示/違反報告)
みん(プロフ) - お久しぶりです！ただただ怪しいヒロインちゃんですね笑笑楽しみにしています！ (2019年5月19日 13時) (レス) id: f4ee9b7f5d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：hiro
| 作成日時：2019年5月18日 22時
