＃19 ページ19
彼女が席を立とうとする
咄嗟に出た言葉
CM「あの渡したいものがあるんです、」
「渡したいもの？なんですか？」
えっと・・引き留めようと適当に言ったけど・・考えなくちゃ
あっ！
CM「レシピ！レシピです、今持ってきます座って待ってて下さい」
「あの・・別に」
CM「ダメです！待ってて！」
もう命令口調になってるよ〜＞＜
それよりレシピ
リュックからレシピの紙をだす
そうだ！ついでに手帳もズボンのポケットに入れた
レシピは手に持ってテーブルに行く
CM「あのこれ、返しときますね」
テーブルの上に置く、彼女はレシピを見ている
今のうちに彼女に気づかれないようにそっと手帳をテーブルの下に落としつま先で
奥に押し込んだ
「これ見たんですよね？たくさん書き込みしてて恥ずかしい・・」
CM「恥ずかしくなんかありませんよ、これ見てパン作りに一生懸命ですごいって思ったんですから」
「すごいだなんて・・」
まだ下を向いたまんまだ
僕は今度はちゃんと彼女の前に座った。
CM「レーズンパンとても美味しかったですよ＾＾」
初めて彼女が顔を上げた
目が合う
「た・たべたんですか？」
えっ？食べちゃいけなかったのか？
CM「はい、ダメでしたか？」
「いえ、そういう意味じゃ・・私が作ったものなんか捨てたと思ってたから」
・・・・・どう答えていいか分からなかった
そう・・僕も手帳を読むまでは食べようとは思わなかったんだから
僕はなるべく彼女を・・いや・・絶対傷つけないように話し出したんだ
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hiro(プロフ) - みんさん・・本当にお久しぶりですね＾＾また読んでもらえてほんまに嬉しいです、頑張って更新していきますね (2019年5月20日 22時) (
レス) id: f43cb5a3d2 (このIDを非表示/違反報告)
みん(プロフ) - お久しぶりです！ただただ怪しいヒロインちゃんですね笑笑楽しみにしています！ (2019年5月19日 13時) (レス) id: f4ee9b7f5d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：hiro
| 作成日時：2019年5月18日 22時
