＃１８ ページ18
「えっとそこに座って下さいね」
僕はカウンターの方に手をかざしたけど、こっちを見てなかった
彼女は入口近くの４人掛けのテーブルに座った。
帰られる事を思うとどこに座ったってかまわない
CM「珈琲入れますね、少し待っててください、あっえっと珈琲は好きですか？」
「はい」
うつむいたままで返事をした
CM「そう＾＾よかった」
カウンターの中に入り珈琲を沸かす
カップに注ぎテーブルにもっていく
CM「どうぞ＾＾あっミルクとお砂糖持ってきますね」
「大丈夫です、いただきます」
彼女は軽く頭を下げてカップに口をつけた
僕は彼女の前に座った・・・・カップをテーブルに置いてしまった
あ・・・緊張してる・・
だよな・・このままじゃまずいか？
CM「ゆっくり飲んでてくださいね＾＾僕はちょっと片づけしてきます」
そう言って席を立ちカウンターに・・
カウンターの中に入り特にすることもないけど・・豆でも挽くか
静かな店内に豆を挽く音だけが響く・・
しばらくそうしていると
「あの・・」
しゃべった
CM「なんですか？」
カウンター内から彼女を見る
目が合ったと思ったらまた顔を伏せた
このままじゃ話もできない・・ふぅ〜
「あの・・」
おっまたしゃべった！慎重に今度は顔を見ずに答える
CM「どうかしましたか？何でも話して下さい」
「はい・・あの私ここに何か落としてませんでしたか？」
ん？何？
あ・・・スケジュール帳？
CM「何落としたんですか？」
「手帳・・スケジュール帳なんです」
やっぱり・・レシピの紙と一緒にリュックに入れっぱなしだった
でも持ってるとも言えないし、読んだなんて分かったらどうなる
絶対ダメだ
「あの・・」
CM「あっ・・すみません、ちょっと見なかったですね、大事なものなんですか？」
「ええ、色々書いてたから・・でも落ちてなかったらいいです、ごめんなさい」
CM「いえ、謝らなくていいですよ＾＾」
「珈琲ごちそうさまでした、帰ります」
えっ？ダメだよ・・彼女をここに呼んだのは珈琲を飲んでもらうためだけじゃない
もっとちゃんと話したいんだ・・
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hiro(プロフ) - みんさん・・本当にお久しぶりですね＾＾また読んでもらえてほんまに嬉しいです、頑張って更新していきますね (2019年5月20日 22時) (
レス) id: f43cb5a3d2 (このIDを非表示/違反報告)
みん(プロフ) - お久しぶりです！ただただ怪しいヒロインちゃんですね笑笑楽しみにしています！ (2019年5月19日 13時) (レス) id: f4ee9b7f5d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：hiro
| 作成日時：2019年5月18日 22時
