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一ヶ月ほど過ぎた
彼女と会う事はなかった
たまに後ろから視線を感じる事はあったけど振り向いたら全然違う人だった
気にしすぎだよな・・ｗｗ
だけど彼女の事ばかり考えてるわけでもなく仕事も忙しくこなした
そして金曜日が来た・・・・ｗ
明日あさってが土日で休みが嬉しいのもあるけど金曜の夜は僕の趣味の時間だ
趣味というよりいつかは自分のお店を持ちたいという夢の為の勉強だ
仕事が終わると速攻でいつもの所まで電車で行く
会社からは少し遠い・・・けど苦にならないｗ
いつもの場所・・古びたカフェ
そう・・僕がなりたいもの・・・
珈琲バリスタ
３年前ほど前に何気に入った小さなカフェ
そこで飲んだ珈琲があまりにも美味しく僕の口に合った
それから毎日通い最終的にはマスターの弟子にしてもらった
週に一度の修行と会社に行きながら通信で資格も取った
そして東京への異動
いくら資格を取ったといっても僕の腕前はマスターにはまだまだ追いつかない
異動は嫌じゃなかったがこのことだけが心残り・・・と思ってたら
マスターが日本で修行してた時の師匠を紹介してくれた
マスターは日本旅行したとき師匠の珈琲を飲んで魅了され頼み込んで弟子にしてもらったらしい
僕とよくにているｗ
師匠は今は歳を取って隠居されているがカフェはそのまま現存していて
週に一度仲の良い人達と過ごしたりする場所になってる
僕はその週に一度の集まる日の夕方からそこに行き勉強させてもらってる
それが金曜日の夜だ
１時間ばかり色々教えてくれて家に帰っていかれる。
その後は僕一人で自由に使っていいと言われてるのでのんびり師匠から教えてもらったことを復習する
僕にとって東京に来てからの唯一の楽しい時間だ
珈琲作りも楽しいが師匠が本当のお爺さんみたいでほっこりするｗ
今日もカフェ・・いや師匠曰く喫茶店と言うらしいｗｗに着くと
入口に張り紙
ん？なんだ？
今日は用事でいけないからいつものようにやってなさい。それと店の換気をして
帰りは戸締りを忘れずに。鍵は植木鉢の下だ
か・・・
しょうがないな・・鍵の場所なんか書いて泥棒入ったらどうすんだよｗ
鍵をとりドアを開ける。中に入ると
カウンターの中にはちゃんと珈琲豆も準備してある
僕は鞄と上着をいつもの定位置に掛けエプロンをつけて手を洗う
準備万端！
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hiro(プロフ) - みんさん・・本当にお久しぶりですね＾＾また読んでもらえてほんまに嬉しいです、頑張って更新していきますね (2019年5月20日 22時) (
レス) id: f43cb5a3d2 (このIDを非表示/違反報告)
みん(プロフ) - お久しぶりです！ただただ怪しいヒロインちゃんですね笑笑楽しみにしています！ (2019年5月19日 13時) (レス) id: f4ee9b7f5d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：hiro
| 作成日時：2019年5月18日 22時
