いつだって俺たちは。 ページ32
｢っていうことらしいです。｣
そんな雅紀の計画をニノから聞かされた俺は、
雅紀らしい優しさに思わずふっと笑った。
俺はいつしか、
翔くんと一緒にいることだけで
精一杯になってしまってたのかもしれない。
すっかり変わってしまった翔くんを受け止めるのに必死で、
翔くん自身の気持ちなんて考えてあげられてなかったんじゃないか……
だから、雅紀のそんな計画に
俺は大賛成だった。
でも……
｢病院の皆さんには許可を取りましたよ｣
……俺の気持ちを読んだみたいにそう言ったニノ。
｢……気持ち悪いな、エスパーかよ｣
ついそう呟いた俺にニノは笑った。
｢大野さんがすぐに走ってさっき。｣
………翔くん。
俺らは、翔くんが大好きなんだよ。
どんなことがあったって、
どんなに傷ついて塞ぎこんでしまった翔くんだって、
俺らはその暗闇から翔くんを救い出せる。
ニノを見つめると、
ちょっと照れ臭そうに笑いながら、
でも強く頷いた。
翔くん。
俺は、俺たちは、
翔くんを救い出せるならどんなことだってするよ。
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hiro(プロフ) - greenworldさん» おうふっ…！ありがとうございます…！！が、が、頑張ります…！！ぐふ…！ (2015年4月22日 1時) (
レス) id: 298352ebf4 (このIDを非表示/違反報告)
greenworld(プロフ) - 更新メールが来るのをワクワクして待っている自分がいます。ようやく、やっと好きだと言えた二人がこの先どうなるのか、ますます気になります。続きも楽しみにしています！ (2015年4月21日 19時) (レス) id: d2f26fc919 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：hiro
| 作成日時：2015年4月20日 16時
