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た「ただいまー」
15時頃に今度はたかが帰宅をし、リビングに入って目に飛び込んできたのは、けいとゆうが仲良くピトってくっ付いてソファーで寝ている姿だった。
た「幸せそうだな…」
たかはけいを離さないようにギュッと袖を掴んで寝ているゆうの前髪をさり気無く触った時、たかの手は止まった、、、
ゆうの頬には、薄っすらと涙の跡が付いていた。
たかはその跡を親指でなぞりながら"辛いよな…"そう呟いた。
た「俺だって…もっとけいと一緒に居たいんだから」
けいが息を吐くたびに、マスクが曇る姿だけで"けいはまだ生きれる"そんな淡い期待が生まれる。
ゆ「……ん」
た「ゆーう」
ゆうが小さな呻き声を上げたから、たかはゆうの肩をそっと揺すりながら名前を呼んだ。
ゆ「ん……俺、寝てた…？」
た「ふふ…おはよ」
ゆ「たか…お帰り〜」
まだ寝起きのゆうは頭が働いていからか、いうもよりも可愛くフニャっと笑った。
た「寝るのは良いけど、、、昼飯くらいはちゃんと食って寝ろよ。笑」
たかはそう言いながら、机の上に置いてある食べかけのサラダパスタを指差しながら言った。
ゆうはそれに対して”テヘ”と誤魔化しながら、食べかけのサラダパスタを冷蔵庫へと戻した。
た「けい、マスクして、、、大丈夫そうだった？」
ゆ「１回咳が止まんなくなっちゃてさ、、、治まっても呼吸が苦しそうだったから付けさせたの。病院行こって言ったけど、、、皆が帰って来るまで待ってるって、、、」
た「そうだったんだ…」
たかは、ゆうからそれを聞いて、けいの目の前にしゃがみ込み、悲しそうな顔でけいを見つめた。
ゆ「けーちゃん、大丈夫だよね？死なないよね？」
ゆうはたかに確かめるように聞いた。
“けいが、、、俺らを置いていくわけ、ないだろ”たかは自分にも言い聞かせるようにそう言った。
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かぐや姫(プロフ) - どうしよう涙が止まらない。すごく感動する作品でした。★は１番右にさせていただきました (2017年3月20日 17時) (
レス) id: 6f7b4e4069 (このIDを非表示/違反報告)
さば(プロフ) - もぉ涙が止まらなくて。 めっちゃ感動しました(;_;) (2016年10月9日 0時) (レス) id: 4027e89328 (このIDを非表示/違反報告)
やな(プロフ) - 成海さん» そう言ってもらえて嬉しいです！読んで頂きありがとうございます！ (2016年10月8日 16時) (レス) id: 89b45d939a (このIDを非表示/違反報告)
成海(プロフ) - 感動しました！；＿；涙が... (2016年10月6日 20時) (レス) id: 65d9be9bf1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：やな | 作成日時：2016年10月1日 15時
