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振り返ると、そこには先程の4人がニヤニヤしながら立っていた
『お前、ここの屋上の扉、そこの1つだと思ってただろ？(笑)』
『残念だったなー(笑)実は扉2つあるんだぜ』
慶一郎は青ざめた＿＿＿＿
逃げようと思っても後ろは下に落ちないように取り付けられているフェンスだった＿＿＿＿
『もう逃げられないぜ』
『それとも、透明人間になってここから逃げて増田たちに助けてもらうか？笑』
『あ！透明人間になる手伝いしてやるよ』
『それ良いねー！お前に触れると、透明人間になるんだろ？』
4人はそう笑いながら慶一郎に近付いてきた…
逃げ場の無い慶一郎だけど、後ろに逃げられないのなら、前か横しかないと思い、体にムチを打って走り出したが、、
案の定、体力が無い慶一郎は一瞬で捕まってしまった………
カシャーンッ！
『この状況でも逃げる度胸はあるんだな』
胸倉を掴まれ、思いっ切りフェンスに投げ飛ばされた慶一郎
『言っただろ？お前の逃げ場は無いって』
フェンスは案外ボロボロで針金が飛び出ている部分が所々あった
その部分に運悪く、投げ飛ばされた拍子に顔を引っ掻いてしまい頬からは血が流れ出ていた……
その痛さと、体の怠さ、そして悔しさ…………
全ての感情が入り混ざって泣きそうな慶一郎
でも、ここで涙を出せば目の前の4人にバカにされる
何よりも、慶一郎は
"何があっても泣かない"
"自分は弱くない"
そう自分に言い聞かせてきたから必死に唇を噛み締めていた＿＿＿＿
『お前なんてどうせ透明人間になって誰にも認識されなくなるんだぜ(笑)』
『加藤や手越、増田もお前の事はお荷物としか思ってねーよ』
『ははは！可哀想な奴だなー(笑)！！』
殴られ、蹴られ、、、、、
慶一郎は今何をされているのか分からないくらい、とにかく今起きていることに必死に堪えていた
『さっさと消えろっ！！！』
自分でも体の大半がもう透明になっている事は分かっていた
もうダメかな＿＿＿＿＿
そう思い堪えている力を抜いた瞬間だった
「お前が消えろっ！！！！！」
一番会いたい人の声が聞こえた＿＿＿＿＿＿
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りんか - ラストが感動して、涙が出てきました…… 。一気読み出来て、凄く面白？かったです！ (2018年12月2日 7時) (
レス) id: 432c9fc47f (このIDを非表示/違反報告)
よかよか(プロフ) - 返信早くてすみま千円…((かまってちゃんな((殴……(前もこんな事いったような…？11月の12日の22時……) (2017年11月13日 23時) (レス) id: b775a98a36 (このIDを非表示/違反報告)
よかよか(プロフ) - やなさん» や、やなさん……私もですわ///((自分○ね)(あと、面白くなんて…あぁありませぇ〜んよぉ↑↑(テンションおかしい)) (2017年11月13日 23時) (レス) id: b775a98a36 (このIDを非表示/違反報告)
やな(プロフ) - よかよかさん» よかよかさん面白くて好きです！（←謎の告白ｗ） (2017年11月13日 23時) (レス) id: bdb9a67287 (このIDを非表示/違反報告)
よかよか(プロフ) - やなさん» またまた、やなさんからレスがｧｧｧｫｧ……！((私の気持ちが伝わっていたなんて…光栄です！！(便乗)((ご、語彙力なんてか、関係ねぇですよね……ねえですよね…（´-` ）(返信してしまって…すみま千円…((かまってちゃんなんです…ど、どうか許してくだせぇ) (2017年11月12日 22時) (レス) id: b775a98a36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：やな | 作成日時：2017年7月29日 0時
