透き通った体

１８ ページ18

・




4人が冷やし中華を作り始めて早1時間＿＿＿＿








「「「「できたぁぁー！！！！」」」」









中学生の男子4人が作ると、綺麗だったキッチンもあっという間にグチャグチャに変身







それでも、楽しそうに作って出来栄えもそこそこの仕上がり具合い。







潤「お疲れさーん(笑)あれだけ騒いでたけど、なかなかの出来栄えじゃないか(笑)」







増「この中で唯一シゲが料理出来る奴なんだよね！」




シ「結局は俺が殆ど作ったけどな(笑)」




手「俺、卵やったよ！」




慶「焦がしてたじゃーん！」




手「食べれれば良いのー(笑)」




潤「ははは(笑)さぁ、食べるか！サラダ用意しといたぞ」




増「さすが兄ちゃん！サラダだけでも高級感ある！」



潤「なんだよそれ(笑)」









4人と兄ちゃんは机を囲みながら、始めて4人で作った創作料理の冷やし中華と兄ちゃん特性サラダを美味しく食べた。






食べている最中は、この海の家の事、兄ちゃんの事、そして4人の関係性について色々と語り合った







海の家は、基本的に春から夏限定。





海開きになるまでは、夕方から夜のみ営業。




いわゆる海の見えるお洒落なBAR。





海開き期間中は朝から夜まで、どこにでもある海の家として営業。






そして、秋から冬は海の家をお休みし、海辺から少し離れた場所でカフェを営んでいる。






兄ちゃんは元々、イタリア料理店のシェフでイタリアで修行を積んでいた。





そのおかげで、兄ちゃんの料理は格別美味しく、海開き前の春の季節でも、お客さんは沢山訪れる程の人気店だ。







・

１９→←１７

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す