透き通った体

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1日が平和に終わる事は早々少ない





学校であったり、たまに寮であったり






何かしらの"イジメ"が小山に降り注ぐ








小山自身は"またやられちゃった"って笑っているけれど







3人はそんな小山を見るのが辛かった






小山に手を出した人を片っ端から殴ってやりたい






でも、入学式の時に翔先生と





"イライラしたら保健室においで"





そう約束をしたから、それに小山も自分の為に喧嘩はして欲しくない








そう考えると、今でも本人の目の前でカンニングしたとか悪口を言われてもグッと堪えるしか無い＿＿＿＿









そして、悪口を言っていた生徒が教室に戻ると小山は









慶「カンニングなんか…してないのになぁ…」









そう悲しそうにポツリと呟いた＿＿＿








シ「保健室行くか…？」






心配そうにシゲはそう言う









慶「ううん……」









俯いてしまった小山に手越は少し考え









"帰ろっか"









そう明るく言った







まだ1限目も始まっていないのに手越は急にそう提案をした









増「そうだね。テストも終わったし、今日くらいサボろ！笑」







手越とまっすーがシゲを見つれば"たまにはいっか(笑)"そう笑った






手「慶ちゃん、サボろ！」






正直クラスには戻りたくないなかった小山は、それを知ってか手越たちが"帰ろう"って言ってくれた事に安心をして迷わず"うん"と答えた＿＿＿＿＿









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