ゲームをしよう(ブチャラティチーム) ページ39
「なーなー！ 皆でゲームしよーぜ！！ 」
皆でアジトでゆっくりしていると、いきなりナランチャが言い出した。
「そんな暇があったら算数の宿題でもやってください」
「私は皆でゲームがしたいわ」
「フーゴ、ゲームをするぞ」
「分かりましたブチャラティ」
「ジョルノ、アバッキオ、ミスタお前達もだ。これは命令だ」
「ブチャラティ、僕はボスなんですが」
「お願いジョルノ」
私は本を読んでいたジョルノに頼み込む。
「…はぁ。仕方ないですね」
「てめーもAには弱いな」
そう言いながらもアバッキオは読んでいた雑誌を置いて、参加の体勢に入ってくれた。
「で、ゲームっつってもよぉ何すんだ？ 」
「ジャーン！ 人生ゲーム！！ 家から持って来たんだぜ」
ミスタの問いに、大きな箱を掲げたナランチャ。
「「人生ゲーム？ 」」
ジョルノと私の声が重なる。
「あら、貴方も知らないの？ 」
「僕も幼少期は苦い思い出ばかりで、そういった遊びには詳しくないんです」
「簡単に説明すると、人生に見立てたマスをルーレットを回して進んでいくボードゲームだ」
ブローノが分かりやすく説明してくれ、ゲームをする事になった。
まずはマスを進むため、自分の駒である車の色を決めて人に見立てた棒を立て、スタート位置に置く。
私は赤色をチョイス。
ブローノは青、ジョルノは黄色、フーゴは緑、ミスタは水色、アバッキオは紫、ナランチャはオレンジ
そして銀行係というお金の管理をする人をフーゴに任せ、皆スタート前のお金をもらう。
「そんじゃあ、始めるぜ！！ 」
ルーレットを回す順番は、初めての私を1番に時計回りで始める事に。
「回すわ！ えいっ！！ 」
ルーレットは5の位置で止まり、私の車は5マス進む。
皆、ルーレットを回して次々とスタート。
「あ、結婚マスですね」
「結婚？ 」
「ええ、このマスでは皆必ず止まらなくてはならないんです。そして結婚相手の棒を車に乗せて、皆からお祝い金がもらえるんですよ」
フーゴが丁寧に教えてくれた。
「おめでとうA！ 」
「おめでとうございます」
皆が次々とお祝いの言葉とお金を渡してくれる。
何だか本当に結婚したみたいで嬉しくも恥ずかしい。
「ありがとう、みんな」
「ブチャラティ、何してるんです？ 」
「俺にはできない…Aが何処の馬の骨とも分からない男と結婚するのを祝うなんて…」
ブローノがお金を握りしめて顔面蒼白になっている。
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りんどう(プロフ) - こちらこそ、嬉しいです！ありがとうございます。楽しんでいただけると嬉しいです、 (2019年3月8日 6時) (
レス) id: 33b492f363 (このIDを非表示/違反報告)
haka(プロフ) - お返事ありがとうございました！ずっと探していたのですが、私自身の設定がR非表示の設定になっていた為見つけれませんでしたm(_ _)m今日からまた楽しみが増えました！ありがとうございます！ (2019年3月8日 6時) (レス) id: 2e2192d3ef (このIDを非表示/違反報告)
りんどう(プロフ) - また分からなかったらコメント下さい！ (2019年3月8日 2時) (レス) id: 33b492f363 (このIDを非表示/違反報告)
りんどう(プロフ) - 「この作者の作品を全表示」から見られないでしょうか？面白度評価の下の方にあらます。 (2019年3月8日 2時) (レス) id: 33b492f363 (このIDを非表示/違反報告)
りんどう(プロフ) - コメントありがとうございます！長編はR18がつくのでリンクを貼れなくてすみません。 (2019年3月8日 2時) (レス) id: 33b492f363 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんどう | 作成日時：2019年1月31日 2時
