36話 ページ37
菅原side
そして琴葉達が寝て、俺は縁下に電話を掛けた。
そろそろ迎えに行くと言ったら、了承してくれたから、多分もう大丈夫なんだろう。
なんか義理の弟に世話になりっぱなしだし、感謝しないとなぁ……
力「姉さん寝ちゃいましたけど、どうぞ」
縁下にそう言われて、俺はお礼を言って部屋に上がらせてもらう。
リビングの方を覗けば、確かにAは眠っていて、その瞳にはうっすらと涙が浮かんでいた。
「迷惑掛けてごめんなぁ」
力「それは全然いいんですけど、やっぱり怒ったこと後悔してるみたいで……」
すると、「んー……」と声を上げるA。
何度か名前を呼び掛けると、「孝支〜……」とギュウと抱き着かれた。
「ほら、そろそろ帰るぞ〜」
A「ん〜」
縁下にも手伝ってもらって、俺はしっかりとAをおんぶする。
「よいしょ…よし、じゃあ琴葉達が心配だし、もう帰るな」
力「はい、」
「またいつでもウチ来ていいからな」
力「じゃあまた今度伺いますね」
俺はそう言う縁下に、「おう、」と返事をして縁下の家を出た。
力(相変わらず、仲良し夫婦でちょっと安心)
(早く帰って、Aとちゃんと話そう)
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 77人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
スガ - 不登校女子☆さん» 不定期過ぎる更新にも関わらずそう言っていただけて感激です！！きちんと更新していけるように頑張りますので、よろしくお願いします！ (2021年4月12日 19時) (
レス) id: 412a05d814 (このIDを非表示/違反報告)
不登校女子☆ - 最高です！！！これからも、頑張ってください！！マジで、好き。 (2021年4月10日 19時) (レス) id: 67e9a9c4e5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
