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eoh過去編
俺の家は、初めは普通の家庭だった
父は仕事をし、母は専業主婦。
そして二人とも愛してくれた
だけど、その幸せは俺が11の時に終わった
父の会社は倒産し会社が潰れ職を失い
父はやつれて酒を大量に接収し始めた
そして、薬も始めていた
いつのまにか俺と母は暴力を与えられるのが当たり前で身体中傷だらけで学校へ通っていた
今日も家では罵倒が響く
「お前たちなんかが居るから破産すんだよ！」
「金を貪る虫どもが！」
静かに二階へ登ろうとしたら見つかり引きずり下ろされる
「何逃げようとしてんだよクソ息子」
あぁ…もう消えてしまいたい
いつも通り、大丈夫いつも通りだ
これから少し痛くされるだけ
また傷が増えた身体で学校へ行く
友達はよくなんでそんなに傷があるの？と聞くがそんな時は
「転んじゃったんだ」と眠そうに応える
すると友達はお前いっつもぼーっとしてるもんな！気をつけろよ！
相手が小学生で良かった。
今日も足を引きずる気分で家へ戻る
不思議と今日は罵倒が響いていない
「た…だいま」
久しぶりにただいまという言葉を放った気がする
俺が帰ってきても飛んで来ない
その内父さんを探し始めた
ガチャ
居た。
でも様子がおかしい。何よりその首に巻いてる紐はなに？
「父さ…ん？」
近くで見るとすぐに理解した
そっか。死んだのか。
不思議と落ち着いている
父の顔を改めて見る。
やせ細り隈が濃く前の面影はない
ドサッ
後ろで音がした
ドアに立っていたのは母。少し入った買い物袋を落としていた
買い物袋は体勢を崩し中身を撒き散らす
「あ、ぁあ、ああぁあっ！」
母はすぐさま包丁を手に取り縄を切った
「起きて！起きてよ！」
心臓マッサージをしたり人工呼吸をしている
「母さん。無理だよ、死んでるよ」
「五月蝿い五月蝿い五月蝿い！！」
「もう手遅れだよ」
「黙れ！！黙れ黙れ黙れ！」
もう何を言っても無駄だ。その内母も死ぬだろう
俺は静かに二階へ上がる
引きずり下ろされることもなく
しばらくして母の声が止んだ所でまた部屋へ戻るとそこには手を繋いで死んでいる両親が居た
母の左胸からは血が溢れ出している
異臭で部屋がいっぱいだ
その後、110番に連絡をし無事両親は引き取られた
葬式。
周りの奇妙なものでも見るかのような視線が刺さる
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レナ - 今更ですけど主さん関西出身なんですか？僕も関西出身だから親近感湧きます！ (2016年9月13日 22時) (
レス) id: 9daf641007 (このIDを非表示/違反報告)
輝(プロフ) - コメ返ありがとうございます！すいません過去形でした（笑）全部読んでえっと、面白かったと、あの、はい。 (2016年9月10日 19時) (レス) id: 29f4ae71ff (このIDを非表示/違反報告)
べる*(プロフ) - 初めましてー!初めて読んだのですが面白くて1から一気に一日で見てしまいました!うご○メモやってるんですね!うご○メモやってる人占ツクであんま見ないんでなんか嬉しいですw((伏せ字仕事 長文失礼しましたww(((((( (2016年9月4日 12時) (携帯から) (レス) id: a20aae0854 (このIDを非表示/違反報告)
玲菜(プロフ) - 腐作品でしたらフラグはきちんと建ててください。実況者さんの作品は腐ってない方も見るので... (2016年9月2日 4時) (レス) id: aed4db2e81 (このIDを非表示/違反報告)
最狂(プロフ) - 頑張ってください！あと、ゆーすけになってます！ (2016年8月29日 23時) (レス) id: 316c0a2f43 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：セギア | 作者ホームページ：
作成日時：2016年5月4日 2時
