【アイナナ】いきなりですが、拝ませてください。

panic25 イケメンになりたかった ページ26

どうしよう、まいった。
なにがまいったかって？？
…さっきついに自覚してしまってたから壮五くんの顔が見れない。
一瞬顔を見る度に逸らしてしまうのだ。

「おー、なんかしーちゃん静かじゃん。具合悪い？？」

おっと、環くんや…私を心配してくれてるのかい…？
どうか許してくれ…私はすこぶる元気なんだ…

『ううん！ぜ、全然元気！！！
ほら！見て！この華麗な身のこなしを！！』

「雨宮さん、ほんとに頭おかしいんですか…熱でもありませんか。」

うっ…一織くんは相変わらずの絶対零度デスネ…

「Aちゃん、ほんとに大丈夫？？僕のことを介抱してくれたからじゃ…
特に君は貧血持ちなんだろう？倒れてからじゃ遅いんだよ？」

マイエンジェーーーール！！！！
今、私があなたへの想いに気づいてなければ とりあえず、お布施を払わせて下さい って言ってるとこでした！！
本当は元気なことへの罪悪感と朝からの気まずさに心は痛みます…

ーピンポーン

『あっ、私出てくるね！』

いたたまれなくなったタイミング丁度ラッキーだと思い、私は逃げたのだった。

『はーい、どちら様ですか？？』

「あっ、A先輩おはようございます！小鳥遊紡です！」

oh……女神様のご登場とは…
私を天国へと迎えに来たのか…
なんだか気持ち、彼女の周りに光が差してるように見える…

『紡ちゃんおはよう！今日はアイナナの誰かにようがあるの？？呼んでくるよ？』

「いや、今日はA先輩に用があってきました！今日はA先輩お休みですよね？
急に私もお休みになったので都合が良かったらなんですけど一緒に出かけませんか？？」

えっ………………
いいの！！！！！？？？？？
いや、もう全力でヘッドバンキングなみの頷きしちゃうよ！！！！
私で良ければたとえ地獄の果てでも付き合うZE…

『全然いいよ！！むしろ一緒に出かけてください！じゃあ、準備してくるね！』

「嬉しいです！私も準備がありますし1時間後に待ち合わせしましょう！」

これって実質デート…？
そう考えるとキュン死してしまいそうだ…
なんで私は女なんだろう…
そうだな、遺言は…イケメンになりたかった…

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皆さん、こんにちは！作者です！
ヒット数とお気に入り数見て目玉飛び出るかと思いました…笑

3000hit超え＆お気に入り20人突破しました！
こんな占ツク初投稿の素人の文章を読んで下さりありがとうございます！

どうか皆さんのご期待に添えるよう頑張ります！

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