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お嬢様、任せてください。 ページ27

−−−
たくや
−−−


5「…た、たくや…あれってまさか…。」

びっくりした。

4「そのまさかのまさかだと思う。」

ゆーきには出来るだけ冷静にしておいた。

でも、内心驚きでいっぱいだ。

こーいちは、お嬢様を好き、

なんて態度見せたことなかったのに。

今回が初めてになるかな…。

4「こーいちは、化けるな。」

俺は絶対にそうだと悟った。

急がないと、いけない。


取られる。

ちゃんと危機感を覚えたのは、

まさに今だった。

4「…急ごう、あっち探しに行ってくる。」

5「う、うん!!」


−−−−


4「っはぁ、はぁ。

ったく、Aお嬢様は何処に行ったんだよ。」

探してから結構な時間が経ったと思う。

隅々まで探したのに、一向に見つからない。


4「…家、帰ってたら本気で怒る。」

少しそのことを想像して、

プンプンしながら歩いていた。


と、

その時、

4「あっ!見つけ

7「見つけた!」

…え?た、たかし?」


「っ!たくやと…たかし…。」

俺は、たかしとお嬢様を交互に見ながら、

口を開いた。

4「…なんでこんな所に?

2人とも。」

ああ、なんでだろ。


お嬢様と居ると、敵(みんな)が居ると、

口調が冷たくなる。

そんな自分に嫌気がさして、少し下を向いた。

7「あ、ああっ、俺は、Aお嬢様を探しに…。」

「私……皆から逃げてたら、

階段で足くじいちゃって…

動けなくなった…です。」

俺の威圧に負けたように話す2人。

4「だから、なんで?なんで逃げるんだよ。

白坂先輩の事で何かあるんだったら言えよ。」

そんな2人がまた嫌で、

口から出る言葉は全部心のないような言葉だった。

7「…たくや、ちょっと冷たいんちゃう?

言い方、もうちょっとあるやろ?」

4「……ごめん、言い方悪かった。

…Aお嬢様にはちゃんと話してほしい。

俺たち、頼りないかもしれないけど…でも、

絶対、絶対に守るから。

だから

「私はみんなを守りたい。

だから、離れたいのに……。」

…え?」

どういう事か分からないのは、

たかしも一緒だった。

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←お嬢様、守りたいです。



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作品ジャンル:恋愛
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あやぼーね(プロフ) - 作者さんと名前一緒でびっくりしました!ww (2017年10月31日 13時) (レス) id: f992cf83d3 (このIDを非表示/違反報告)
彩音(プロフ) - ノアさん» はい!!すけちゃん雑ですみません!まだコーイチsideがないので、ユーキsideはまだ先になりそうです、ごめんなさい! (2017年5月13日 15時) (レス) id: 1664064296 (このIDを非表示/違反報告)
ノア(プロフ) - 彩音さん» いっぱいリクエストありがとうございます!! (2017年4月17日 0時) (レス) id: d70e71fa7b (このIDを非表示/違反報告)
彩音(プロフ) - ノアさん» はい〜分かりました! (2017年4月16日 0時) (レス) id: 1664064296 (このIDを非表示/違反報告)
ノア(プロフ) - 彩音さん» 全然ないです!!なんでもいいです!!あと、いろんな話を挟んだ後でいいのでまたすけちゃん見たいです!!! (2017年4月15日 10時) (レス) id: d70e71fa7b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:彩音@( ・(エ)・) | 作成日時:2017年4月1日 2時

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