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お嬢様、絶対に守ります。 ページ24

−−−
ゆーき
−−−


僕は決めたよ?

あの、女王様みたいな、白坂先輩から、

Aお嬢様を守るって!

ゆら「Aちゃあん、あとぉ、たかしくん〜。」

5「…また来た。」

今こそ僕の出番!!


5「あ、A!この問題教えてよ〜分からない。」

「ん?どれー?」


上手くいった!







…それにしても、顔近くない?

「んーで、これがこう。分かった?」

5「え!?んっとー…うん。」

「ま、まさか話聞いてなかったでしょ!?」

もー、

そう怒るお嬢様。



やっぱり可愛い。


…と、ドアをの方から何か視線を感じる。

痛く刺さるような視線に、

思わず目を向けると、




思い通り、白坂先輩が。


前の屋上の件から、白坂先輩が少しエスカレート

してきたのも嘘じゃない。


ゆら「ねえちょっとAちゃんこっち来て。」

酷く冷たい声。


胸にずっしり響いた。




当の本人も、顔が嫌って言ってるように見える。



「はっ、はいぃ…。」



そういったAがドアの方に向かっていくと、



5「…何話してるのか聞こえないな…。」



4「…やぁっぱり。ゆーきも気になるよな。」

5「た、たくや。」


急にたくやが現れた。

というか、視界にAお嬢さましか

入ってなかったから分からなかったけど、

きっと、たかしも見てたはず。



……やっぱり、Aお嬢様は

みんなに好かれてるんだ。


なんか、簡単だって途中から思い出して、

ちょっと余裕こいてた。


5「………これじゃやっぱりだめだ。」


そう呟くのと同時に、Aお嬢様が。

5「あっ、A!どーしたの、なに言われた…?」

俺はいつも通り、はっちゃけたように

言った…けど、Aの反応は全く違うもので。


「……わ、私に…構わないで…?

……お、お願いだから近付かないで!!」



7「…A……?」


急に大きな声を出したAに、

びっくりしたたかしが近寄ってきた。



「ねぇ来ないでよ…っ、

私、みんなを傷つけたくないからぁ…っ。」


運良く教室には俺らしかいなかった。

泣きじゃくるAの顔は酷く怯えてた。



「絶対に近付かないって約束して…っ!



私……まだみんなと一緒に居たかったよ…っ。」




4「あっ、おい、A!!!」


教室から走って出ていくAにたくやが叫ぶけど、


その声は残念ながら届かず。

残された俺らは口を開けずにいた。

お嬢様、逃げないでください。→←お嬢様、泣かないで下さい。



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作品ジャンル:恋愛
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あやぼーね(プロフ) - 作者さんと名前一緒でびっくりしました!ww (2017年10月31日 13時) (レス) id: f992cf83d3 (このIDを非表示/違反報告)
彩音(プロフ) - ノアさん» はい!!すけちゃん雑ですみません!まだコーイチsideがないので、ユーキsideはまだ先になりそうです、ごめんなさい! (2017年5月13日 15時) (レス) id: 1664064296 (このIDを非表示/違反報告)
ノア(プロフ) - 彩音さん» いっぱいリクエストありがとうございます!! (2017年4月17日 0時) (レス) id: d70e71fa7b (このIDを非表示/違反報告)
彩音(プロフ) - ノアさん» はい〜分かりました! (2017年4月16日 0時) (レス) id: 1664064296 (このIDを非表示/違反報告)
ノア(プロフ) - 彩音さん» 全然ないです!!なんでもいいです!!あと、いろんな話を挟んだ後でいいのでまたすけちゃん見たいです!!! (2017年4月15日 10時) (レス) id: d70e71fa7b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:彩音@( ・(エ)・) | 作成日時:2017年4月1日 2時

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