何故か普通科の俺がヒーロー科の２トップにモテてる件について (ページ4)

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番外編爆豪家ページ4

俺は今勝己の家へ向かっている。

『ねぇ、手土産こんなもので良かったの？』

爆豪『いいんじゃねぇか、そもそもいらねぇよ』

『そういう訳には行かないでしょ』

昨晩のこと
自室で猫の背中をツンツンして毛がピクピクするのを見るというちょっとした猫への嫌がらせをしているとドアが勢いよく空いた。

『えっ！何！？』

そこにいたのは勝己で

爆豪『明日俺ん家行くから空けとけ』

と言われた。そして今に至る。
あっという間に爆豪家につき勝己が玄関のドアを開ける。

爆豪母『え、勝己！？帰るなら言いなさいよ』

勝己の姉だろうかそっくりだ。

爆豪母『そちらの子は？』

『えっと、鳶山Aです、』

爆豪母『あらぁ、可愛らしい子ね、お友達？』

笑顔で聞いてくる勝己のお姉さんと思われる人。

爆豪『彼氏だ』

どうどうと答える勝己に俺は口をパクパクさせた。

爆豪母『やだぁ〜こんな可愛らしい子が？さぁ、上がって上がって！』

俺たちはリビングに通され椅子に座る。お茶を出していただいたので俺も手土産の茶菓子を出す。

『あ、あの、、ご両親は？』

爆豪母『あぁ、お父さんならもうすぐ帰ってくると思うわ』

『お母様は、』

俺がそう言うと2人がポカンとした顔をする。

爆豪『目の前にいんだろ』

俺は先程までお姉さんだと思っていた人を見る。

『え、えぇえ！すみません！てっきりお姉さんなのかと！失礼しました！』

爆豪母『やだ、いいのよ！』

勝己の母は頬に手を乗せ嬉しそうに言った。

爆豪母『ホント可愛い子ね〜大丈夫勝己に泣かされたりしてない？』

俺は思い出すかのように斜め上を向く。

爆豪母『あんた！こんな可愛い子に何したの！』

そう言い勝己の頭を叩く勝己のお母さん。

爆豪『何すんだババァ！』

『違うんです、あれはお互い勘違いだったというか、』

爆豪母『そう？、、ホントにこんなのが彼氏でいいの？』

そう俺に言う勝己のお母さん。

『えっと、、勝己くんがいいんです、その、勝己くんがいいんです』

俺がそう言うと勝己は顔を俺とは反対側に背け耳を真っ赤にした。

爆豪母『勝己、あんたこの子絶対逃がすんじゃないよ！』

爆豪『ったりめぇだ』

しばらく話していると勝己のお父さんらしい人が帰ってきて俺は挨拶をした。

数日後

パシャッ
勝己がその音に気づきこちらを向く。

爆豪『何撮ってんだ！』

『光己さんに送ろうと思って』

あれから俺と光己さんは仲良くなりたまにこうして勝つ気の写真を送りあっている。