何故か普通科の俺がヒーロー科の２トップにモテてる件について (ページ3)

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授業も全て終わり部屋で心操くんと宿題を片付けているとドアの向こうで言い合っているような声が聞こえてきた。

爆豪『んでてめぇがいんだよ！』

轟『俺はAに用があるだけだ』

ドアを開けて確認するとやっぱり焦凍と勝己だった。

『人の部屋の前で喧嘩すんなよ、んで何？』

轟『今日の英語でわかんねぇとこあって』

『あーうん、で、勝己は？』

爆豪『、、、通りかかっただけだ』

そう言って顔を逸らす勝己。

『俺らも宿題やってたから一緒にやろっか』

焦凍を部屋に入れ勝己を見るとまた目をそらされる。

『勝己は？』

爆豪『、、、入る』

勝己が俺のベッドに寝っ転がって俺たち3人は宿題を進めた。

『終わった〜』

轟『ありがとな、分かりやすかった』

爆豪『終わったんならさっさと帰れ！』

何故か俺の部屋何に2人にそう言う勝己。

心操『お前は帰んねぇのか』

爆豪『俺はいいんだよ』

轟『じゃあおやすみ』

『うん、おやすみ』

2人が部屋を出てしばらく勝己は壁側を向いたまま黙っている。

『ちょっとそっち寄ってよ』

そう言いながら勝己を足で押し俺もベッドに寝転がる。

『ここで寝るの？』

爆豪『おう、、』

少しすると勝己がこちらを向き目が合う。

爆豪『あんまあいつと仲良くすんなよ』

『もしかして、心操くんに嫉妬してんの？』

ちょっとニヤケながら言うと

爆豪『悪ぃか？』

少し照れたように言われる。それを聞いて俺まで恥ずかしくなってくる。

『べ、別に』

寝返りを打って反対側をむく。すると腰の辺りに勝己の腕が周り抱きしめられる。だんだん心臓の音が早くなって体が熱くなる。

爆豪『心臓の音すげぇな』

バカにしたように言われ少しムカついてきた。勝己の方を向き俺も勝己の胸にうずくまり抱きしめる。

『勝己もじゃん』

先程の仕返しにとニヤッと笑ってやる。

爆豪『へぇ』

そう言うと勝己もニヤッと笑い顔が近づいてくる。俺の唇に勝己の唇が触れ角度を変えて何度もキスをされる。
その時、

ムサシ『ミャオ〜』

ムサシが枕元で泣き2人とも我に返る。

『ふふっ』

２人して今の状況がおかしくなり笑う。

『もう寝よっか』

爆豪『あぁ』

俺が眠りに落ちそうになっていると小さく声が聞こえた。

爆豪『好きだ』

チュッと音がしておでこに柔らかい感触があったところで俺は眠りについた。