何故か普通科の俺がヒーロー科の２トップにモテてる件について (ページ6)

今日:15 hit、昨日:8 hit、合計:7,286 hit

6 ページ6

轟くんと爆豪くんと駅前の商業施設へ買い物へ来たのだが、

爆豪『遅せぇ！早く選べ！』

轟『シャー芯、どっちの方がいいと思う』

爆豪『知るか！そんなん俺に聞くな！』

2人は仲が悪いのだろうか、さっきから爆豪くんが一方的に怒っている。

『まぁまぁ、それより爆豪くんは？なにか買いに来たんでしょ？』

爆豪『俺は別に、、』

爆豪くんはダメってしまったのでそのまま彼の目を見ていると

爆豪『外で待つ』

店から出ていってしまった。なんだったのだろう、爆豪くんの行動はよく分からない、買うものがあるから着いてきたのかと思えばそうでは無いらしいし、轟くんと仲がいいのかと思えばそういうことでもないらしい。
俺は轟くんと買い物を終え外にいる爆豪くんの元へ向かった。

『まだこんな時間か、、、どっか寄ってく？』

轟『俺は大丈夫だが爆豪はどうする？』

『あぁ゛！俺に話しかけんじゃねぇ！』

またこうなる。

『ねぇ』

爆豪『あぁ？』

『2人は仲良いんじゃないの？』

爆豪『仲いいわけねぇだろ』

『じゃあなんで来てくれたの？』

爆豪『俺が来たの、、嫌だったのかよ』

爆豪くんは何故か傷ついたみたいな顔をする。

『そんなわけないじゃん！』

俺がそう言うと爆豪くんは目を見開きまっすぐ俺を見た。

『でも、なんか、、爆豪くん怒ってばっかだし、、』

轟『爆豪は誰にでもそうだぞ』

『そうなの？、、、もしかしてツンデレ？』

爆豪『あぁ゛！んなわけねぇだろ！』

『はいはい、じゃあどっか店行こっか』

俺は少し笑いながら言った。

爆豪『おい！』

その後入ったファストフード店でも爆豪くんは轟くんに怒っていたが、ツンデレなんだと思うとそれも可愛く見えた。
俺たちは買ったジュースを飲み終え店を後にする。

『じゃあ俺は食材買って帰るからまた明日』

轟&爆豪『俺も、、』

2人は顔を見合せ爆豪くんがまた声が重なったことに怒っていた。俺はそれを見て笑う。

『2人とも家で待っててくれる人がいるんでしょ。じゃあ早く帰んなきゃ、俺の家はすぐそこだからパパっと買ってサッと帰るよ』

2人に手を振って俺はスーパーに向け走る。

(待っててくれる人か、、)