彼女に浮気され別れたらイケメンにモテました (ページ5)

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俺は侑のクラスを後にし放送室へ向かった。

中には同じクラスの男子と別クラスの女子がいて昼の放送をしていた。

男子『え、藤原？！』

女子『とりあえずマイク切って』

『切らないで！』

『スゥー２年２組宮侑ー！』

さっきまでガヤガヤとしていた校舎が静かになった。

『お前いつまで俺から逃げんだよ！アホ！このヘタレ！根性無し！』

足とてはもう震えていて、心臓は鼓動が早くなりバクバクと音を立てている。

『他の3人は俺の気持ちちゃんと聞いてくれた！なのにお前は！お前は、、』

胸が苦しくなってこれが上手く出ない。

『俺はな！、、、オレ、は、、、俺は！』

涙まで出てきてさらに声が出しにくい。
バタバタと足音が聞こえ先生が放送室に入ってきて取り押さえられてる。

『お前が好きだー！』

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侑side

今週1週間ねいきを避け続けた。フラれて全ての関係が終わってしまう気がして、もう話せなくなってしまう気がして。俺は人の来ない体育館裏で飯を食ってた。

侑『ごめんな、ねいき』

そんな時放送が聞こえた。

男子『え、藤原？！』

女子『とりあえずマイク切って』

『切らないで！』

侑『え、、、ねいき！？』

『スゥー２年２組宮侑ー！』

侑『え、俺！？』

『お前いつまで俺から逃げんだよ！アホ！このヘタレ！根性無し！』

気づいた時には俺は走り出していた。

『他の3人は俺の気持ちちゃんと聞いてくれた！なのにお前は！お前は、、』

中庭に出ると放送室が見え扉が空いていてねいきが見えた

『俺はな！、、、オレ、は、、、俺は！』

俺はその場で立ち止まりその姿から目が離せなかった。

『お前が好きだー！』

侑『えー！』

俺が叫ぶと放送室から出されるねいきと目が合い俺は急いで放送室へ向かった。
放送室前には人だかりができていて俺はそれをかき分けた。

侑『ちょ、、、どいて！、、、どけ！』

俺は人だかりの中心へ辿り着いた。

侑『ねいき！！』

『侑！』

俺は先生に抑えられてるねいきの手を引き走った。

先生『こら、宮侑！待たんかい！』

さっきまでの人だかりは俺たちを避けてくれ俺はそのまま走った。