彼女に浮気され別れたらイケメンにモテました (ページ4)

今日:3 hit、昨日:20 hit、合計:6,494 hit

52 ページ4

手に汗が滲んで冷たくなる。
(怖い、もし今後気まずくなったら？嫌われたら？いや今までみんなまっすぐ気持ちをぶつけてきてくれたんだ、ちゃんと言わなきゃ)

『俺、俺は、その、、3人とは付き合えません。』

3人の顔が怖くて見れないず下を向いたまま続けた。

『お、俺は侑が好きだから。遅くなってごめん、みんなの時間を無駄にして、、』

治『わかってた、、それに無駄だなんて言わんで。』

北『せや、俺は無駄だなんて思っとらん。ねいきと一緒にいた時間は俺にとってかけがえのない時間やった』

角名『そうだよ、言ってくれてありがとう。』

俺は涙が止まらなかった。

『みんな、ありがとう』

治『それにこれからも好きって言い続けるしな』

北『せやな、まだ最後って決まったわけやないし』

角名『うん、心変わりするかもだしね。』

『でも治最後って』

治『あぁ、ねいきがツムを選ぶんは前からわかっとったしこのまま負けんのは悔しいからキスした』

角名『はぁ！？キス！？ズルくない？』

北『せやな、まだ付き合っとらんににな』

3人は何故か言い合いを始めてしまった。

『俺てっきりフったらもうそこで関係が終わるのかと思って、、、』

そういうと俺は力が抜けてその場に倒れ込んだ。

治『そんなわけないやろ』

治はフッと笑いそう言った。

北『侑に伝えるんやろ』

角名『行ってきなよ』

２人はそういい俺の肩に手を置いた。

『うん、行ってくる』

俺は空き教室を飛び出し侑を探した。
しかしどこを探してもいなくてチャイムがなったのでとりあえず教室へ戻った。

部活休憩中

『あつ』

侑『あ、北さん！』

俺が話しかけようとしたら侑は逃げるように北さんの方へ行った

その後も休み時間はどこを探しても侑はおらず部活中も俺を避け続けた。

4日たった昼休み

『銀、侑は？』

銀『それがな、フラれるの怖い言ってて休み時間になるとどっか行ってまう、、』

(あーそういうこと、このままこの状態を続ける気か)

銀『ねいき？』

『俺ちょっと行ってくる』

(そっちがその気なら)

俺は侑のクラスを後にし走った。