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リエーフ達にここでクロを待つと伝え、教室の前で別れた。廊下の窓から外を見ていると、

黒尾『お待たせ』

クロが来たので研磨のクラスへ向かう。2年のフロアを歩いていると、受付と書かれたテーブルに研磨がいた。

『今年も受付なんだ』

孤爪『うん、あんま動きたくないからね。入る?』

『じゃあ、まだ時間あるし入ろうかな』

お金を払って中へ入る。

黒尾『怖かったらくっついてもいいんだぞ』

そうニヤニヤ笑うクロ。去年かなりビビってたくせにと思ったが、口には出さない。

『大丈夫』

暗い道を歩いていくと何人かのお化け役が脅かしてくる。前の人たちの叫び声が聞こえると手を握られた。

黒尾『暗いし誰にもバレねぇだろ』

と言ったが、その手は若干汗ばんでいたので普通に怖いのだろう。ゴールが近づいてきて、手を離した瞬間目の前に現れたお化け役。

黒尾『お、、』

クロがビクッとなって、その様子に少し笑ってしまった。お化け屋敷を出てしばらくすると研磨の当番が終わったので3人で外の屋台の方へ向かった。

『じゃあ研磨は席とっといて、なんか適当に買ってくるから』

孤爪『うん』

屋台を見て回っていると、

灰羽『Aさーん!』

たこ焼き屋のとこでリエーフが手を振っていた。たこ焼き屋の列に並び俺たちの番が来るとリエーフが嬉しそうにしていた。

灰羽『何個買います?研磨さんもいるんスよね!じゃあ30個くらいにします?』

黒尾『なんかこれ不格好じゃねぇか?』

クロが手に持ったパックに入っていたたこ焼きは、他のに比べて少し歪だった。

灰羽『それ、俺が作ったんすけど、ちょっと失敗しちゃって、、でもこっちは上手くできたんでこれ買ってください!』

リエーフが渡してきたパックに入ったたこ焼きは、全て形が整っていて美味しそうだった。

『じゃあそれと』

クロの持っていた、形が歪なたこ焼きをリエーフに渡した。

『これもください』

灰羽『綺麗なのじゃなくていいんスか?』

『うん、頑張って作ったんでしょ』

お金を渡し、たこ焼きを受け取った。

灰羽『ありがとうございます!!』

その後色んな店を回って色んなものを買い、研磨がとってくれた席へ向かった。

『お待たせ』

孤爪『うん、、、いっぱい買ったね』

買ったものをテーブルに並べて食べ始めた。

孤爪『なんかこのたこ焼き歪じゃない?』

『リエーフが焼いたんだって、でも美味いでしょ?』

孤爪『うん』

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黒尾ファン - 全部読みました(出てるやつは)とてもいい作品でした。できれば女の子バージョンからもつっくってほしいです (3月26日 8時) (レス) @page16 id: 13c9948002 (このIDを非表示/違反報告)
なおき(プロフ) - 愛夢さん» ありがとうございます!頑張ります! (3月21日 13時) (レス) id: 6acd3e0e02 (このIDを非表示/違反報告)
愛夢(プロフ) - 萌えが止まらなくなるくらい好きです!こういう甘々系探してました!更新頑張って下さい!✨ (3月21日 1時) (レス) @page10 id: cea8a366e6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:寝息 | 作成日時:2024年3月14日 10時

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