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夏休みが終わり数週間、来週は体育祭だ。俺の出る種目は騎馬戦と綱引きとタイヤ取りというタイヤを奪い合う競技だ。
黒尾『全部力が必要なやつだな』
『クロは？』
黒尾『俺も騎馬戦とタイヤ取りは出るよ、あとリレー全部』
『結構大変だね』
そんな話を昼飯をいつもの空き教室で食べながらしていた。
灰羽『俺はタイヤ取りとリレーです！』
『じゃあ2人と勝負か、、』
今回も俺とクロ、リエーフは敵同士、でも研磨は同じ赤組だ。
灰羽『楽しみッスね』
『そうだね』
体育祭当日、校長の少し長い話と生徒代表の選手宣誓を聞いて出番まで木陰で福永と休んでいた。
福永『そろそろ出番』
『ん、あぁ、行ってくる』
騎馬戦の前の競技が終わりそうなので、待機場所へ向かった。待機場所にはクロと山本と芝山がいた。
中島『頑張ろうね！』
『うん』
前の競技が終わって位置に着く。
『最初はあいつを狙う』
そう言って山本が騎馬をしているチームを指さす。それに気づいてか、山本が遠くでなんか言っている。ピストルの合図で走り出し、掴み合いになった。
山本『絶対取れ！』
相手のハチマキを取って俺らが勝った。その後も順調に勝っていき、最後にクロが騎馬をやってるチームと俺のチームが残った。相手は騎馬も騎手もでかい。掴みあったが上から押され、中島たちが重さで苦しそうにしていた。わざと手を離し、相手のバランスが崩れた隙にハチマキを取った。
『よし』
その瞬間ピストルがなった。
黒尾『クッソ〜』
その後さっきの木陰に戻ると研磨がいたので横に座った。
『福永は？』
孤爪『さっきクラスの人に連れていかれた』
木陰で休んでいると、綱引きの順番が来たので向かった。結果は負け。それが終わり昼休憩になったのでいつもの空き教室へ向かった。
灰羽『すごかったッス！』
黒尾『結局今年もAが残ったか〜』
灰羽『去年も1番だったんですか！？』
『うん』
そんな話をしているうちに昼休憩が終わって、次の競技が始まった。
次は障害物競走、研磨の出番だ。最後の借り物競争で研磨がキョロキョロしだして、俺の元まで走ってきた。
孤爪『来て』
手を引かれて2人でゴールまで走る。
審査員『お題は、、OKです！』
お題の紙には、大切な友人と書かれていた
『そっか、ありがとう』
孤爪『うん』
そう頷いた研磨は普段とあまり変わらない様子だったが、少し恥ずかしそうにしているように見えた。
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黒尾ファン - 全部読みました（出てるやつは）とてもいい作品でした。できれば女の子バージョンからもつっくってほしいです (3月26日 8時) (
レス) @page16 id: 13c9948002 (このIDを非表示/違反報告)
なおき(プロフ) - 愛夢さん» ありがとうございます！頑張ります！ (3月21日 13時) (レス) id: 6acd3e0e02 (このIDを非表示/違反報告)
愛夢(プロフ) - 萌えが止まらなくなるくらい好きです！こういう甘々系探してました！更新頑張って下さい！✨ (3月21日 1時) (レス) @page10 id: cea8a366e6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：寝息 | 作成日時：2024年3月14日 10時
