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2人でトーストを食べ、クロは家へ帰り、俺は少しの間ゆっくりしていた。
その日の部活終わり、直井コーチから来週の合宿の話があり、その後解散となった。今回の合宿は、前回とは違い短期で行われるらしい。
山本『お前課題どれくらい終わった?』
部室で帰る準備をしているとそんなことを聞かれた。
『もう終わったよ』
山本・灰羽『え!?』
他にも数人が驚いており、手をつけてないのを何となく察した。
『早くやんなよ、後で苦しくなるの自分なんだから』
山本『手伝ってくれたり、、』
『しない』
灰羽『そんな!』
『ちゃんとやんないと夏休み明けのテストで痛い目見るよ』
そう言い残し部室を出た。外で待っていると研磨とクロも出てきて、3人で帰路に着く。
黒尾『合宿か〜またチビちゃんに会えるな』
そう研磨に言った。
孤爪『そうだね』
黒尾『木兎にもな』
ニヤニヤしながら今度は俺に言った。
『会いたくない、、、』
俺の顔を見てさらに嬉しそうな顔をしたクロ。やっぱりたまに意地悪だ。
合宿当日
研磨を起こすのはクロに任せ、先に学校へ向かった。思ったより準備が早く終わったので、先にバスに乗りクロ達が来るのを待った。
灰羽『あ、Aさん!』
声が聞こえたと思ったらリエーフが隣に座った。
『おはよう、早いね』
灰羽『なんか早くに目が覚めちゃったんです!』
それからしばらくするとクロ達がやってきて、
黒尾『あ!リエーフ、なんでAの横座ってんだよ!』
灰羽『早い者勝ちです』
アホな言い合いをしていた。後ろにクロと研磨が座り、前に芝山くんと手白くんが座った。
バスが走り出すとリエーフはずっと喋りかけて来て本を読む暇がない。後ろからクロも話しかけてきてバスに乗っているだけなのにかなり疲れた。
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黒尾ファン - 全部読みました(出てるやつは)とてもいい作品でした。できれば女の子バージョンからもつっくってほしいです (3月26日 8時) (レス) @page16 id: 13c9948002 (このIDを非表示/違反報告)
なおき(プロフ) - 愛夢さん» ありがとうございます!頑張ります! (3月21日 13時) (レス) id: 6acd3e0e02 (このIDを非表示/違反報告)
愛夢(プロフ) - 萌えが止まらなくなるくらい好きです!こういう甘々系探してました!更新頑張って下さい!✨ (3月21日 1時) (レス) @page10 id: cea8a366e6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:寝息 | 作成日時:2024年3月14日 10時