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研磨を追いかけようとすると、クロに腕を掴まれた。
黒尾『せっかくだしどっか寄ってかね？』
近くの喫茶店に入り、奥のソファ席が空いていたのでそこに座った。俺はアイスレモンティー、クロはアイスコーヒーを頼んだ。
黒尾『さっきの子可愛かったな』
『え、、』
黒尾『ほら、さっき連絡先聞いてきた』
その言葉に胸が痛む。やっぱり男の俺なんかより佐々木さんみたいな可愛い子の方がいいのかなと思ってしまう。
『クロは佐々木さんみたいな子がタイプなの？』
黒尾『はぁ？』
『やっぱ女の子の方がいい？』
口に出してみると余計辛くなってくる。もしクロが佐々木さんを好きになって、俺が振られたらなんて、嫌な想像ばかりが浮かんでくる。
黒尾『なんでそうなる？』
『クロが言ったんじゃん佐々木さんが可愛いって』
黒尾『あ、、いや、違くて』
黒は頭を搔いたりして、なにか言いづらそうにしていた。顔を背けて口を開き、
黒尾『、、嫉妬したんだよ、、』
そう、頬を少し赤く染めながら言った。
『、、なんで？』
黒尾『そりゃするだろ、恋人がちょっと可愛い女に言い寄られてたら、取られるんじゃないかとか、そいつのこと好きになるんじゃないかとか心配になるだろ』
大きく溜息を吐いてソファに寄っかかる。と同時に少しだけ安心した。
『取るも何も、佐々木さんは俺なんか好きにならないでしょ』
黒尾『ホント鈍いな、あれはどう見たってお前のこと好きだろ』
『ないって、仮にあったとしても俺は佐々木さんとはどうこうならないよ』
黒尾『ホントか？』
レモンティーを一口飲んで口を開く。
『だって、クロ一筋だもん』
そういうと驚いたように目を見開いてさらに顔が赤くなった。
黒尾『はぁ、、、たまにかましてくんのマジでなんなの？』
『ん？』
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黒尾ファン - 全部読みました（出てるやつは）とてもいい作品でした。できれば女の子バージョンからもつっくってほしいです (3月26日 8時) (
レス) @page16 id: 13c9948002 (このIDを非表示/違反報告)
なおき(プロフ) - 愛夢さん» ありがとうございます！頑張ります！ (3月21日 13時) (レス) id: 6acd3e0e02 (このIDを非表示/違反報告)
愛夢(プロフ) - 萌えが止まらなくなるくらい好きです！こういう甘々系探してました！更新頑張って下さい！✨ (3月21日 1時) (レス) @page10 id: cea8a366e6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：寝息 | 作成日時：2024年3月14日 10時
